アウトプットと記憶
参議院選挙です。このコラムを書き始めてから、何回も選挙がありました。政権交代もありました。冷静に考えると何とも不安定な話ですが、選挙は、私たちに与えられた数少ない権利ですので、重要ではあります。政治に文句を言うなら、選挙には行くべきでしょう。今回から18歳以上に選挙権が与えられましたが、それでどのくらい投票数が伸びるのかは、注目すべきです。大学生以上になって、選挙に行かないことが、不適切であることを若者が知ってくれたら、もっと良い方向に変わってくるのかもしれません。
そんなこんなを考えながら、投票所に行きましたが、行ってみてびっくり。投票できる人も政党もありません。棄権しようかと本気で思いましたが、そこは踏みとどまって何とか投票しました。個人名が入っている(名前を書きたくありません)政党がありましたが、何で国民生活と個人名が関係あるのか、さっぱりわかりません。テレビにはよく出ているらしいですが、誰の生活がよくなったのかさっぱりわかりません。この人が議員になって、この人の生活と、政党助成金確保のためにこの人を抱き込んだ人の生活がよくなったという意味なのでしょう。前東京都知事がせこいと言われたそうですが、ムジナさんはたくさんいます。
選挙権取得年齢を引き下げることに特に違和感はありませんが、選挙に出る人のハードルはもっとあげるべきではないかと本気で思います。以前から言っていますが、法科大学院くらいは出た人でないと選挙に出てはいけないくらいのハードルは必要だと思います。別に飛び級で18歳から入ってもいいと思いますし、ダブルスクールでもいいでしょう。オリンピックでメダルをとった人が必要なら、それを推薦として入学してもいいと思います。最低、2年から3年は法律の勉強をすべきでしょう。法科大学院を出ていれば、選挙に出る際に収める金額を減らせば、金銭的な問題も減少します。さらに金銭的に問題があるなら、それこそ返還不要の奨学金を作ればいい。若者に政治への関心を広げるのは大切ですが、実際に政治をする人があまりにもひどいと、結局誰も政治に関心を持たなくなってしまいます。
法科大学院をもっと活用すべきです。
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