理不尽な面接質問事例-臨床心理士指定大学院
京都コムニタスでは、そろそろ面接対策を始めます。必修の授業では、その下ごしらえをしているところです。特に自己ブランディング作業に力を入れています。研究というのは、何もしなければ、ただの木切れ、ただの石でも、そこに何かしらの背景を加えることで、時には莫大な金銭的価値を生みます。研究がものに価値をつけると言っても過言ではありません。そのためには、まずは、自分に価値を付ける作業ができるようになる必要があります。
その際、常に、キーワードにしておくのは、「具体的」です。一言一句すべて具体的であることを意識しておくことが基本です。抽象的であってうまくいくことはほとんどありません。面接や研究室訪問では、まず基本となることは、服装や態度ではなく、「その大学で何がしたいか」を具体的に言えることです。
書類を書く場合でも、具体的に何を作るのか、それを作ってどうなるのか、それを作る材料は何か、いつ、どのくらい作るのか、全部明確にしたいところです。それらが明確になれば、自分が本当のところ何がしたいかがわかってくるのです。そうすることで、自分の目標とするものが定まってくるのです。目標が定まってくると、今度は何がしたいかから、何をしなければならないか、に変わってきます。つまり、自分のミッションが定まり、それを完遂するために必要なもの、不必要なものを正確に理解できるようになるのです。
この時、よく理解しておきたいことは、目安と目標は異なるということです。例えば偏差値は目安ですから「偏差値70を目標」に勉強しても、その数字は他人次第ですので、自分でいくらがんばってもどうにもならないものです。100点とっても70にいかないこともあるのです。目標は自分次第です。他人の影響はあまりうけません。自分で正確に設定した目標は力を与えてくれます。私の友人で、なかなか不運な男で、かつこれぞ横着と言える男がいます。トイレに行くのもめんどくさいから「かわりに行ってきてくれ」と私に言って、私が本当に行くと、その後ダッシュでトイレに駆け込んだことがある男です。それはどうでもいいのですが、彼が、一度何を思ったか突然、「バリ島でサーフィンをする」と言い出しました。もちろん経験はありません。私以外はまたまた・・といった感じでしたが、私はこの具体性に注目はしていましたので、「ま、がんばっておいで」と言いました。しかし、この男、昔から不運でしたので、何かイベントがあると不可抗力な事故に巻き込まれてきました。そのときも見事交通事故にあい、足を骨折したのです。さすがにバリ行きはなくなったかと思いましたが、このものぐさ男は全くあきらめることなく、なんと2週間少しで、海外旅行に行けるくらいになったと言います。さすがにサーフィンは無理かと思いましたが、足を固定して見事サーフィンまでして帰ってきました。これは目標設定の力だと私は考えています。これがバリではなく「どこか海外」なら実現しなかったでしょうし、サーフィンではなく「何かしたい」だと、やはり実現しなかったでしょう。そのくらい目標設定には具体性が必要ですし、それに伴う確固たる意志が必要になるのです。
大学院受験も編入受験もそのくらい具体的な目標設定が必要なのです。合格がゴールではありません。入学してからの目標設定が重要です。大学入試を最高点に置いてきた人はこの視点が欠落している場合が多いですので、早い段階で入学後のイメージを作りましょう。入学後にどれだけ楽しい生活が待っているか、どれだけ好きな研究ができるか、なんて考えることができれば、どんどんイメージが進みますので、早めに着手しておき、その上でオープンキャンパスなどに行くと、より良い訪問ができるでしょう。
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