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文化庁が京都に全面移転することが決まったとのニュースが出ました。
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京都は紛れもなく文化都市です。今、世界中から観光客が来ており、ホテル建設ラッシュでもあります。国宝や重要文化財も多いですし、なにより文化庁長官、国際日本文化研究センター所長を務められた、河合隼雄先生を生んだ地でもあります。文化庁の京都移転は当然とも言えると思います。
省庁は東京に集中せず、東京から離れることは、これからの時代必須だと思います。人口減少社会において、地方の若者を東京が吸い取って、そこで子どもを産んでくれないとなると、人口減少に拍車がかかってしまいます。せめて省庁があると、それについてくる人や企業が増えますし、転勤してくる人も出るでしょうから、地域経済にとっても悪いことは少ないはずです。今時はインターネットでリアルタイムで世界中で会議ができるわけですから、国内でそれができないはずはありません。今、和歌山など省庁移転を要請している地域も多いですが、是非、文科省と経産省は福島やその他被災地に移転すべきでしょう。徳島県などはインターネット環境が素晴らしいと言われますので、天才空海を生んだ四国も可能性を秘めています。地方創世と言うならば、この流れを止めないようにして欲しいものです。
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