テストで討論がある場合は視点をたくさん持ちましょう

井上博文

井上博文

テーマ:実は知らない面接対策・集団討論対策

昨年、聖バルナバ助産学院で、スポーツについてというテーマで討論がありました。当塾から受験した人がいたのですが(結果は補欠合格でした)、かなりパニックになったそうです。周囲も同様で、あまり話が進まなかったとの事でした。受験会場において突如スポーツについてといわれると、まず「何を言えばいいのか?」という疑問から始まると思うのですが、実はそこが躓きの始まりです。討論ですから、情報提供意識をしっかりもって、観察者が「勉強になった」と思えるような情報を出し合うのが本来の姿です。そうであるにも関わらず、「スポーツって身体にいいよね」といったような薄い言葉しか出てこないと、なかなかリカバリーができなくなってしまいます。こういった時には、まずスタートラインの設定が必要です。それは、自分が受験する分野とスポーツの統合から、ということになります。さらに助産学校であれば、助産師さんのスポーツというよりは、妊婦さんのスポーツと見るのが妥当です。そこから始めて、「妊婦さんがよくしているスポーツ」「助産師が妊婦に推奨するスポーツ」「妊娠中にスポーツがある程度必要とされる理由」「スポーツをした場合(しなかった場合)の胎児への影響」などと助産師や妊婦関連の問題をできるだけたくさんイメージします。できればそれだけにとどまらず、「最近のスポーツ選手の活躍」、最近ではリオオリンピックや東京オリンピックについての情報もあっていいと思います。あるいはジャンルを限定するのも良いでしょう。例えば水泳、ヨガ(スポーツがどうか微妙ですが)、ウオーキングなどです。さらに奥に入って、例えばウオーキング時の正しい歩き方と姿勢が妊娠継続にどんな効果があるか、などというピンポイントの提案もあっていいと思います。まず討論の前にこのくらいのイメージを作ってしまい、その中から流れでメインとなる問題と、自分が情報提供しやすいネタをあわせて、後は自分の言葉で話しましょう。これから討論の控えている方は参考にしてください。


*****************************

公式ホームページはこちら
大学院・大学編入受験専門塾 京都コムニタス
入塾説明会情報
ご質問・お問い合わせはこちら

京都コムニタス公式ブログ

自分磨きのための仏教
龍谷ミュージアム
仏教の魅力を伝えるプロ

REBT(論理療法)を学びたい方はこちら
日本人生哲学感情心理学会

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼