合格速報-臨床心理士指定大学院 花園大学大学院
看護大3年次編入入試、滋賀県立大学人間看護学部助産師課程履修コースで合格者が出ました。滋賀県立大学は近年、コースごとの受験になっており、助産師課程のコースは、合格者が、昨年が１名、今年は2名しか出ず、極めて狭き門となっています。幸い2年連続でこのコースの合格者を出せていますので、当塾としても誇りとしています。
今回合格した生徒さんは、現役の看護学生の方で、助産師への強い思いを持っており、そのために看護学校に行きました。当初は国際的な活動にこだわりを持っていたのですが、そこの理論武装がうまくいかないと見るや、すぐに軌道修正をすることができました。この柔軟性が彼女のすばらしいところです。この大学は、志望理由書にかなり力を注ぐ必要があり、面接が重視されていることがうかがえます。彼女の志望理由書は、大変よい仕上がりになっており、見本にできるくらいの出来映えになりました。
とはいえ、私のところに相談を持ってくるまでにかなり時間がかかり、理由を聞くと、「こわかった」とのことで、いつも周囲に促されてから来ていました。私に「持ってきてもいいんですか？」と、「何回聞くねん！」と思うくらい確認してから、おそるおそる持ってきた姿がいまだに印象的です。私としては、やさしく対応しているつもりですが（多分）、そのオーラ？がこわかったそうです。そんなこんなで、ちょっと人見知り傾向のある方ですが、実はかなり明るく、年齢が上の人とも対等に渡り合い、良い雰囲気を作り出してくれていました。慣れるまでに時間はかかりましたが、慣れてからは、実習の忙しい中、塾に来る回数も増え、そのうちによい循環が生まれ、そして合格まで一気にたどり着きました。彼女にとって、最もよい進路になりました。良い助産師になることを期待しています。
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