他学部から臨床心理士指定大学院に行くのは難しいですか？

2015年4月13日公開 / 2015年5月1日更新

テーマ：京都コムニタスとはどんな塾か？

コラムカテゴリ：出産・子育て・教育

京都コムニタスに来られる方の多くは、臨床心理士指定大学院を
目指しています。どの学校を目指すかはそれぞれですが、
当塾に来られる方の大半は、心理学未経験者です。
話題の公認心理師は、おそらく学部から心理学を学ぶ必要がある
資格になりそうです。しかし、臨床心理士は、他学部から
指定大学院に入って、修士号をとれば、その資格は得られます。
公認心理師が創設されても、臨床心理士の資格は残ります。
それ故、臨床心理士の価値が色あせることは当面ありません。
その意味でも、学部で心理学を学んでいなくとも、心理士への
道が開かれている臨床心理士は大変魅力的な資格です。

では、臨床心理士指定大学院は、他学部から進むのは
難しいかと言われると、当塾のこれまでの実績から言えば、
十分可能です。最も困難なのは研究計画です。
これだけは、力技でどうにかなるものではありませんので、丁寧に作る
必要があります。適切な手続きをすれば、これも必ず完成と言える
ものができると言えます。もちろん、多大な手間を要しますが、時間的には
数ヶ月で十分です。
一方で、臨床心理士が何であるかのイメージを作るのは、学部からそれを習っている
人の方がアドバンテージがあることは否めません。しかし、結果論で言えば、
合格とその後の生活に大きな違いがあったことはありません。そのため、
心理学を学部で学んでいることが、大学院生活に大きな利益に
なることはないと言えます。
したがって、他学部から臨床心理士指定大学院に行くことは
簡単ではありませんが、学部で心理学を学んだ人と比べても
それほど不利益があるわけではないと言えます。
合格という面から見ても、十分可能ですし、入学後の生活、
就職の有利、不利も生じていません。
他学部出身の方でも、関心のある方は積極的に、この道に進んでも
良いと言えます。

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