合格速報-臨床心理士指定大学院 花園大学大学院
12月に入りました。
今年もあと一ヶ月しかありません。
こればかりは「まだ一ヶ月もある」と
切り替えることができません。
11月最後の日に吉報が一つ。
兵庫教育大学大学院で合格者が出ました。
これで前期に所属していた塾生は全員合格できました。
兵庫教育大学大学院は今は年三回受験がありますが、
その分、一回で合格させる人数が少なくなりました。
この生徒さんは、国立一本勝負でしたので、前期ではリスクを
承知で兵庫教育大の受験に臨みました。しかし、それでも
十分に力がありましたので合格は確実視していたのですが、
結果が出ませんでした。原因をいろいろ考えてみると、
自分の力を信じることができないことを起因として、
本番に弱いということが判明しました。そのため11月の
入試に向けて、REBTを用いて、感情処理をしました。
これは結構効果的だったと思います。また前期の結果が
出てから、実はすばらしい自己アピール要素も持っていることが
判明しました。1回生の時に自分でサークルを作ってここまで
運営してきて、今は後輩に託せるところまで持ってきているのですが
内容を聞くと、非常にすばらしいものでした。これがそのまま
研究計画にすることもできるくらいのものでした。しかし、
本人はあまりそれが有用とは思えていなかったようで、私たちにも
話をしていませんでした。後期に向けて、良いアピール材料が
できたので、それを基礎情報として、面接対策を作りました。
私の手応えとしては前期とは別人になったくらいのものが
できたと思います。こういった柱があると、面接で少々
きつい質問を受けたとしても、十分に耐えられるものです。
兵庫教育大学は面接が300点ありますので、最も重要とも言えます。
それなりに厳しい質問を受けたようですが、見事にクリアして
くれたと思います。つらい経験を乗り越え、新しい自分を
形成し直し、結果まで出せたという経験は彼女の今後に
大いに役立つと思います。
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