メディアの顔
プロ野球のWBCが終わり、日本は準決勝で敗れ、
3連覇ができず、終戦となりました。
私はスポーツ全般を見ますので、そこらの
酒場のおっちゃん評論家くらいの知識はあります。
あのダブルスチールは云々、中途半端な指示が云々
終わってから言うことは誰でも言えます。でもまあ
案外それが楽しくもあります。
このWBCの敗戦にちなんで、上司の采配で、
曖昧な指示は部下を困らせるといった特集が
あちらこちらで組まれています。キーワードは
「行けたら行け」
です。
でも、私に言わせれば、ですが、これは当たり前の指示です。
その判断は現場にしかわからないわけで、この指示しか
出せないはずです。「行けなかったら行くな」という
指示よりはマシだと思います。
確かに信じられないほど能力が低い人に対しては、
(私の言葉で言えば、「ここ拭いて」と言われると
見事に「ここ」だけ拭いて、他は拭か(け)ない人)
逐一指示を出すという選択肢もあり得ると思いますが、
瞬間の判断が問われる場面に、それ程能力の低い人を
配置するはずはないのですから、現場に任せる以外の
方法はありません。まして、失敗した人は、日本が誇る
一流選手なわけですから、一回の失敗で、能力がないと
評価することなどできるはずもありません。
結局周囲は結果で判断します。成功していれば好走塁で英雄。
失敗すれば戦犯。勝てば官軍、負ければ賊軍。日本のメディアは
いつの時代もこのレベルでしかありません。
おそらく選手の方々には言いたいことはたくさんあると
思います。言い訳せずに負けを受け入れる潔さは、日本人の美徳
だと思います。負ければ必ず審判のせいにしないだけでも
立派だと思います。本当は出たくない人もたくさんいたと
思います。出てもリスクばかりなわけですから。
だから選手会は一度は出ないと決めたこともあったわけです。
それでもいざ出たら、一切の言い訳をせず、力の限り戦った
選手を賞賛できる度量がメディアにないといけないと思います。
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