震災から一年

2012年3月10日公開 / 2014年3月3日更新

テーマ：雑感

コラムカテゴリ：出産・子育て・教育

早くも震災から一年がたとうとしています。
私は阪神大震災を経験して、あれ以上の
地震などないと思い込んでいましたが、
桁違いの震災だったと思います。阪神大震災の
時は幸い身近な人は誰も何もなかったので、
実質被害はほとんどなく、結構前向きに
どうするかを考えていたと思います。
しかし、昨年の震災は、当事者でない私でも
時間が戻って欲しいと思いました。
悲しい話、つらい話は数えきれないくらい
あるでしょう。知り合いから聞いたところに
よると、阪神大震災によって、家を失い、
もう関西はたくさんと、東北に移り、
また震災にあった人もいたと言います。

それでも時は流れて、東北は少しずつ
復興に向かっています。漫画『美味しんぼ』
最新巻では被災地の「めげない人々」が
特集されています。私にできることは
ほとんどありませんが、いまだに義援金が
日々数千万円集まっているそうです。
そのような日本人なら必ず立ち上がれるのだと
思います。
復興の最大の妨げは、「国」を騙り地方に寄生する
寄生虫役人と嘘をつきまくる政治家でしょう。
真面目に考える気がないなら、さっさと退場して
もらいたいものです。
原発も大きな妨げです。この期に及んで当時の
議事録を隠すその神経が理解できませんが、
情報公開できなければ誰も政治を信用しないでしょう。

こういうつまらん輩は放っといて、
大事なことは例えば銀だこが本社を東北に移転したように、
産業ができれば、復興は加速するでしょうし、がれきも
日本全国で処理すれば、これも復興を加速させるでしょう。
放射能問題で国を信用できなくても、科学的思考で、
安全性が認められれば、がれきを受け入れて処理すべきでしょう。
今年は復興を加速させる年になることを願っています。
そして犠牲になられた方々のご冥福をお祈りします。

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