塾が教育を支えている
前回の続きです。
最強の…とうたうのは、すべての塾や予備校ではなく、
雑誌のフレーズであることは、一応前提にします。
(といっても最強の講師陣などという所はあります)
私が非常に良くないと考えるのは、
①顧客が本人(子ども)ではなく、親である点
②その親のニーズも実はねじ曲げられているという点
この二点です。
特に②は顕著で、ほとんどの親が本当に望むのは
子どもの(将来の)幸福であり、名門校に行くことでは
ありません。東大に行って、犯罪者になられたら
余計に親は悲しむでしょう。決してよい学校に
行ってほしいのではなく、
「将来色々な意味で幸せになる確率が高いであろう
と推測される良い(=偏差値が高い)学校に入ることが、
子どものためになるのではないか」
くらいのものです。当然と言えば当然です。
誰も将来のことなどわからないのです。
しかし、実際は、今の大学生の置かれた状況を見て、
果たして塾業界が儲けたほどに、生徒(本来の顧客)や
親(実質上の顧客)に還元できているかというと、
実は全くできていないと考えられます。
また、大学やその教員が望む人材にもなっていないのですから、
大学側からのニーズにも答えられていません。
現時点での塾の有り様について私の考えはこうです。
別に株式上場してもしなくても大きな問題ではない。
顧客(親にせよ、子どもにせよ)のニーズを引き出し直す。
大学に入って終わりではなく、入ってからの道筋を示す。
顧客(この場合子ども)の成長戦略を示す。
(カリキュラムだけこなして成績が上がるはずがないから
プラスアルファの戦略です)
京都コムニタスは大人を対象として、大学や大学院に
入って成果をあげたり、成長していける素地を作る
ことにこだわっています。
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