学者の重要性

井上博文

井上博文

テーマ:実は難しい研究計画作成方法

朝まで生テレビで大阪市長が孤軍奮闘するという
対立構造で演出されていました。私が小さい頃
プロレスでアントニオ猪木が三人位を相手に闘い、
相手をやっつけるというやり方を興奮しながら見たのを
思い出しました。大阪市長は就任以来、賛否入り乱れています。
少なくとも市民からの期待度が高いのは明白です。

最近は様々な形のメディアがあり、色々なところで批判ができます。
しかし、例えば精神科医が市長を境界性人格障害とラベリングして、
人格批判を一方的にする書籍を出すというやり方は、
全く議論を無視したやり方で逆に人格を疑います。
そしてこの精神科医は自分が批判されると怒っていました。
「あなたに言われたくない!!」
だそうです。さんざん書籍で人を批判しておきながら。

市長はツイッターで学者は役に立たないと批判します。
私はこの意見については全く同意しません。
学者は十分に社会の役に立っています。政治に関与しない
だけのことです。しかし、実際のテレビの議論でも、
ただひたすら揚げ足を取ろうとするだけで、彼が嫌いだとだけ
叫ぶ大学教授…こんな恥ずかしい姿がテレビに映るわけです。
余計に学者が視聴者にアホだと思われるので、是非市長のフンドシで
テレビに映ろうとせず、地道に専門科目の研究をすべきでしょう。
市長は政策論の正当性に絶対の自信を持っているようで、議論をするなら、
彼の政策の不備をつかねばならいのに、愚か者は人格批判ばかりします。
こうやってテレビで愚かさをさらすことによって、「学者」が役に
立たないという市長の挑戦的な文言を肯定してしまいかねません。

見事に市長の演出に乗ったドラマになってしまいました。


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井上博文
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井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

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