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井上博文

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コラム

大学院に進む意義

思考方法

2014年4月21日

昔は、文系で大学院に進学する人間は、変わり者で、社会不適合者的目線で
見られていたような気がします。私も周囲からそういったことを
言われたこともあります。その時言われた言葉が
「大学院なんて行っても就職ないよ」
が多かったと思います。しかし、私にとってはあまりシューカツをして
就職をして・・というイメージが全くわかなかったこともあり、
就職があるかないかは、それほど大きな問題ではありませんでした。
実際、院生の就職難について、様々な問題提起がされ、
最近も女性版高学歴ワーキングプアを自称する『高学歴女子の貧困』という
本が出されました。この本はまた近々紹介したいと思うのですが、
いずれにせよ、私はこの高学歴ワーキングプアという思想については
あまり肯定的に捉えてはいません。言いたいことはたくさんありますが、
プロの世界というのは、スポーツでも同じですが、食べていける人は
ごく一部の限られた人間です。その他のいわゆる裾野
(底辺層:野球で言えばマイナーリーグ)の人々がいて、初めて上位の
メジャーの人々がいることになります。だから、心血注いでメジャーに
上がろうとする努力を否定することはできません。
大学院はその意味でプロへの登竜門と、私は考えています。
それからすると学部は何に喩えられるか?と考えてみた場合、
ちょっと答えに窮します。

とりわけ、今の日本では、大卒資格は当たり前の世の中になってきています。
看護大編入にそのあたりのことは反映していると思います。近年の編入試験では、
「編入なんてせずに直接大学院に進んだ方がいいんじゃない?」
なんていう質問がかなり増えています。それだけ、大学院教育拡充を
図っているとも言えますが、別の見方をすれば学部教育拡充は
考えていないとも取れます。
また、近年、学部を卒業してから看護学校に進むケースも増えています。
それだけ、学部卒業の資格だけではあまり役に立たないという認識が
雇用する側だけではなく、雇用される側にも浸透してきているように思います。
そうすると、やはり大学院への期待は高くなります。最近、様々批判はありますが
理系の世界では大学院修了は当然といってよいと思います。
これからは文系もそのような時代になっていくことが予想されます。
それだけ、世の中のスピードがあがり、大人になることが遅くなったと言えますし、
前世代の大人もこれだけ高齢化すると、なかなか後進に道を譲りにくく
なるという循環があります。そうすると、若い世代が時間をかけて成熟し、
しっかり準備してから社会に出るという仕組みが必要です。
大学院教育はかつての学部教育のような役割になってくることが予想されます。
これからは大学院でしっかり教育を受けることが、どんな仕事をするに
しても必須になってくるでしょう。


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