本気を伝える

井上博文

井上博文

テーマ:雑感


以前、少し触れたのですが、名古屋にREBTの大会に出たときのことです。
廣中邦充氏の講演を聴いた時に最も強く感じたことは、
「本気が伝わった」ということです。
廣中氏はうつ病が治らないのも、摂食障害が治らないのも
援助者が本気でないから、といったことを言っておられました。
これは結構難しい問題で、結果論とも言えますし、
プロセス論とも言えます。治ったから本気だったと言えば
結果論ですし、本気だったから治ったと言えばプロセス論です。
また本気なるものに量があるのかどうかも不明で、
かなり感覚的なものではあろうかと思います。

しかし、少しだけわかる気もしました。私で言えば、
塾生と向き合うわけですが、やはり「本気」でないと、
相手のやりたいことが全く伝わってきません。
伝わってくる時は、むしろこちら側が本気で、その問題に
集中している時だと思います。
そして、こちら側が本気だと、相手側にもその意図や
意思がよく伝わるように思います。

私はプロフェッショナルという言葉にそれなりにこだわりますが、
365日24時間、その仕事のために生きていることが基本だと
考えていますし、塾生にもそう伝えています。
(できているかどうかは別問題ですが・・・)
そうすると、余計なことを考えずに、余計なことをせずに
ある意味純粋にその仕事のみ遂行することができます。

その意味での純粋性(専心性)が本気と重なるのではないか
と考えました。
(廣中先生、間違っていたらごめんなさい)

私は抽象的なことを、積極的に理解しようとする方では
ありません。すぐに具体性を求める方です。
しかし、少なくとも廣中氏の言う本気は、そんな私に伝わり、
イメージすることができたように思いました。


******************************

公式ホームページはこちら
大学院・大学編入受験専門塾 京都コムニタス
ご質問・お問い合わせはこちら

京都コムニタス公式ブログ
京都コムニタス看護学校進学部

自分磨きのための仏教
龍谷ミュージアム




リンクをコピーしました

Mybestpro Members

井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

大学院・大学編入受験のプロ

井上博文プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼