情報が持つ価値を引き出す

テーマ:心理学コラム・心理トレーニング、テクニック

健康情報でこれが良いと聞いて取り入れたとしても
すぐに忘れてしまって三日坊主で終わったり
なかなか長続きしないといった経験は多いのではないでしょうか?

聞いても続かないことがあるのなら
聞いたからこそ今でも続けている
聞いてなかったらやってなかっただろう
あのとき聞けて良かったというような経験もあるかもしれません。

他人の知識や経験に触れること(聞けること)
情報を教えてもらえるといった経験は貴重な経験であり
なかなか機会に恵まれないありがたいことなんですね。

自分は自分のことしか気にしてませんし
他人のことが気になったとしても
それは自分が知りたいと思う興味本位の情報に過ぎません。

ですので人はそう簡単に自ら自分の情報を人には話しませんので
人から何か教えてもらえるということは
それだけで価値があるということです。

教育やスキルの習得ともなれば
お金を払ってでも教えを請う(サポートを受けたりする)ように
他人から何かを教えてもらう、情報を得るという行為は
価値あることだと知って感謝する必要があります。

でなければ何でも当たり前のように受け取っている(考えている)ようでは
その価値に気づけないまま無駄にしてしまうでしょう。

聞かなければ(知らなければ)その価値に気づいて変わることもないでしょうし
聞いたからこそそうかと思って(価値を見い出し)取り組むことで
そこから生き方や人生が大きく変わったという経験も生まれるかもしれません。

聞くこと、知ることと同時に
もう一つのポイントが「気づく」ということです。

聞いてこそ、知ってこそ何かに気付けるわけです。

聞かなければ、知らなければ気づくこともできなかったでしょう。

他人は自分が知らない何かを知っています。
そして他人も、本人は知らない何かをあなたは知っているということもあります。

この相互作用こそが相乗効果を生み
新たな道が拓けるということもありますので
もっと他人の経験に触れてみてください。
自分の経験を外に発信してみてください。

誰かの、何かの役に立ったり助けになるかもしれませんよ。
そして巡り巡って自分の力に。

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宮本章太郎
専門家

宮本章太郎(心理カウンセラー)

京都カウンセリングラウンジ

心の健康のみならず、メンタルに関連して起こる様々な身体への影響や健康に関する知識が豊富ですので、うつ対策や不眠症の改善といった、総合的な健康法についても心理学の観点からアドバイスと情報提供が可能です。

宮本章太郎プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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