職場に居ませんか?自分の段取りだけで仕事をするワンマンプレイヤー ~協調性のない人との関わり方~
ハラスメントと言われても
言葉は知ってますし知識はあると思います。
しかし何が、どういうことがハラスメントなのかと言われると
知識としては知っていても
感覚としてはわかりにくいのではないでしょうか?
基本ハラスメントは本人に自覚はありませんので
(自覚がないのと自覚ができない)
ハラスメントが行われていたとしても実感がないわけですね。
だから気づきにくい上に分かりにくいのです。
そしてわかっていたとしても(薄々気付いていたとしても)
自分の意思で止められるものではありません。
ハラスメントはハラスメントをしようとしてやってることではないからです。
ではハラスメントとは何であるかに気づくためには
こういうことがハラスメントなのだと知るとともに
実感を伴う必要があります。
(ただ知っているだけでは他人事の感覚になってしまう)
実感を伴うといっても難しいですが
ハラスメントかどうかを知る手がかりとして
相手を子供扱いするような、子どもに対する接し方をしていないか?を
判断の基準にしていただきたいと思います。
子どもに何か言い聞かせるような
相手に有無を言わさないような物の言い方になってませんか?
これはつまり自分のほうが格上で
教えてあげる、指導してあげる、保護してあげるなど
相手を下に見て対等な関係ではないということです。
ここでは上下関係や社会的地位など“立場”の違いは関係なく
上から押さえつけようとする態度は全てハラスメントを疑ってみると良いでしょう。
(ハラスメントだと決めつけるのではなく、あくまで疑いを持ってみること)
子どもに言い聞かせるように
子どもと対峙するような接し方をしてませんか?
つもりがあるかないかではなく
客観的に見てそういう接し方になっていないかということです。
自分自身で振り返ってみるのもそうですが
周りから見てもそう見えていないか声を聞いてみるのも良いですし
当事者同士ではなく、第三者が見てまるで子どもに言い聞かせてるように見えるなら
それはもしかするとハラスメントになってるのではないかと疑ってみましょう。
そして議論するなりハラスメントについて話し合ってみるのです。
(そういう場を設けたり、そういう場に参加してみること)
自分の思いや考えではなく
客観的な意見を聞いてみることがポイントで
そして聞いた意見は否定せずに受け入れてみることが重要です。
子どもに言い聞かせるような接し方をしているからといって
必ずしもそれだけでハラスメントではありませんが
まずは一つの判断材料、判断基準として
ハラスメントの疑いを持ってみてくださいね。
自分や周りの人がそうしている(そう見える)からといって
非難したり責めるのではなく
「もしかすると・・・」に気付いてみることによって
そこから良い方向に向かっていくことを願っています。
もし悩みや苦しんでる方
改善に向けて取り組んでいきたいとお考えの方は
当ルームがサポートいたしますのでお気軽にご連絡くださいませ。
ちなみに厚生労働省でもハラスメント対策をサイトで公開してますので
そちらもご参考にしてください。
・厚生労働省ハラスメント対策サイトアドレス
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/