超ゴム理論の応用 ~年齢によって時間の感覚に違いを感じるワケ:後編~
イグノーベル賞を狙った話ではないですが
人にも重力がある、重力を持っていることをご存知でしょうか?
重力と言いますか、引力と言ったほうがわかりやすいと思いますが
まず思い出していただきたいのが
どこか道端などで人とすれ違ったときに
ふと引き寄せられるような感覚を味わったことはないでしょうか?
避けるスペースはあるのに
近くですれ違ったときにその人に吸い寄せられるような感覚。
更に例を上げますと
自転車に乗って並走しているとき
お互いの間隔が近い場合に引き寄せられるような感覚があり
危ないと感じたことはないでしょうか?
お互い真っ直ぐ並走しているなら事故る危険はないはずなのに
なぜか相手が寄ってくる
あるいは自分が引き寄せられる感覚を体験した方もいると思います。
これは単にそういう感覚を体験しているだけとは言い切れず
実際に引力の影響を受けてお互い引き付けあってるのかもしれません。
と言いますのも
人は体内に電気を蓄えており(帯電)
神経なども電気信号を通して体内を巡っています。
電気を帯びているということは
そこに磁力が発生するということであり
磁力はお互い引き付け合ったり引き離そうとする力(斥力)が働きますので
人も磁気を帯びているため近づいたりすると引き寄せられるような感覚を味わうわけですね。
もちろん人(相手)によっては反発し合うような感覚
フッと離されるような感覚を体験するケースもあるでしょう。
磁力と言っても人の持つ磁力は微弱ですので
磁石のS極とN極のような強い引力や反発力は発生しませんが
感覚として感じるのは人体が帯電しているため
磁気を帯びているためと言えるでしょう。
やはりわずかながらでもその影響は現れるんですね。
ですから意識を向けないと感じませんし
意識しても感じられないほどわからないかもしれませんが
もし日常の中でそういう感覚を体験した場合
もしかするとこのコラムで述べたような現象が発生しているのかもしれないと
ぜひそのことにも意識を向けてみてくださいね。
人は引き付け合ったり反発し合ったりするのは
案外物理現象が働いている影響なのかもしれませんよ?
(電気・磁気同士でも相性があるように、人間同士にも物理的な相性がある)