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相模原障害者施設殺傷事件の真意とありか ~結局は自分に負けただけだった?~

2016年8月28日

テーマ:時事・世事世相・所感・雑感

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

相模原の障害者施設で起きた殺傷事件についてですが
なくてもいい命なんてなければ、障害者であっても命の尊さは変わらないように言われてますが
そんな事は当然であって、改めて声高らかに言うまでもないと言いますか
そんなわかりきった事を今更何を言ってるんだろうというのもあって
私みたいな一心理カウンセラーが触れるべきだろうかとの思いからも
なるべく話題にするのを避けてました。

わざわざ改めて世間に訴えかけなくても、世間は障害者の人を蔑視してませんし
世間の人はわかってくれてます。

ただ改めて声を大にして言わなければならない心情はわかりますし
声に出して言う必要があるのもわかります。
それは社会が求めている事であるのと同時に、言っても通じない人だって居るわけですから。

しかし今回話題にしたのは直接事件の真相についてではなく
もし障害者が社会にとって要らない存在であり、本人にとっても苦しみだけの不幸であると言うなら
その真意は何なのか、とりわけ単純に疑問に思ったからです。

もちろん言葉のそのままを聞いてては真相はわからないでしょうけど
障害者と言っても生まれつき先天性の人から
高次脳機能障害など事故の後遺症によって中途障害者になる人も居るわけです。

そんな中で先天性はともかく、中途でも障害者になればたちまち殺されなければならないのか
もし本気でそう考えてるなら余りにも理屈が幼稚である事から
もしかすると施設で勤務する中で(あるいは障害者との関わりの中で)、単純に障害者嫌悪だったのかもしれないという事と
それとも他に真意があるのか、動機の部分が気になったのです。

といっても個人的にであり、余り詮索する気はないのでここまでにしておきます。

この記事を書いたプロ

宮本章太郎

心理カウンセリングのプロ

宮本章太郎(京都カウンセリングラウンジ)

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