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コラム
人類の原点・・火を焚く―ついに料理は屋外へ!!―後編
2023年5月15日
地面で直火ってわけにもいかないよなあ~
ユーチューブで「ウィルダネス クッキング」というコンテンツにはまった私。野外で牛や羊を豪快に料理する、アゼルバイジャンの巨漢の親父に魅了されたわけで・・・ まあ、すぐにこういったものの影響をすぐ受けてしまう、私らしいなんとも短絡的な話であります。
とはいえ、今の日本では、この動画のアゼルバイジャンのように地面で直接火を焚くのはご法度のようです。うちの庭は、まあそれなりに広いと言えば広いのですが、直接火を焚くのは、やはり焼き跡が残ったり風にあおられたりとあまりいいことはなさそうです。
というわけで、私が考えたのは、耐火煉瓦でそれっぽいかまどのようなものを作り、その上で火を燃やしたらどうだろう、ということでした。レンガをうまく積み重ねれば、地面に直に火の影響が及ぶこともないし、囲むように積みあげることで安全面への配慮にもなると考えたのです。
あった、あった、ありました!
しかし、耐火煉瓦みたいに、世の中にそんな大して需要もなさそうなものが簡単に手に入るだろうか、という点が心配でした。まあ、なかったら普通のレンガでも問題はないだろうと思い、市内にあるホームセンターに行ってみたのです。
今やホームセンターではいろんなものが売っています。日常必要とするものでないものはない、といってもいいくらいの品揃えです。
そんな中、レンガやブロックなどの部類は、ホームセンターの屋内ではなく、建物の外に積まれていました。レンガといっても、よく見ると色や大きさなどその種類も豊富そうです。
そうやって、端から見ていったら、なんと耐火煉瓦が売られていました。しかもほかのレンガよりも大ぶりで見た目もきれいです。ただし、値段も一般的なレンガより多少高そうです。
どっちにしても耐火煉瓦があれば買うつもりでしたので、よく見てみました。すると面白いことに、コンクリートの上に積まれたレンガのすぐ近くに『かまどを作るにはこうするといいですよ』と言わんばかりに、わかりやすいイラストが描かれていました。
よっしゃ、さっそく購入
そのイラストの下には、必要なレンガの種類と全部の個数がわかるように示してあります。プラス、かまどの作り方が分解された形で書いてあるので助かりました。おまけに、レンガ購入にかかるトータルの価格も準備良く表示されていまのす。
耐火煉瓦の大きさは3パターンに分かれており、大きなプレート状のもの、普通の大きさのもの、その半分のものの3種類がありました。かまど作りに必要なそれぞれの個数も細かく解説用のイラストを描いた紙に書かれています。
私は、このイラストをスマホのカメラに収めると、ホームセンターの中に入り、係の人を呼び止めて、耐火煉瓦が欲しい旨を伝えました。すべての価格を計算し、支払いを済ませて彼と一緒にレンガを車に積み込みます。かまどの下に敷くプレート状の大きなものは、なかなか重く、二人で抱えました。
さあ、準備は整った
ところで、こうやって二人で積み込むのはいいのですが、家に着いたらこれを一人で降ろすことになります。そうしたら、そのあと、玄関から家の中を抜けて、庭まで運び、かまどの形にセットしなければなりません。
考えただけでぞっとしました。「こりゃあ大変だぞ。」と予想した通り、すべてのレンガを下ろして、かまどを作るのはなかなかしんどい作業となったのであります。
玄関前に車を止めた私は、まず玄関からすぐ中の上り口のところにすべてのレンガを運び込みました。その後、庭へのガラス戸をすべて開け放って、庭先へとレンガを運び込んだのです。
この慣れない二度の作業ですっかりヘロヘロになってしまいました。が、だからといってぐったりもしていられません。庭では最後に、レンガをかまどの形に組み直さなければならないからです。
庭先の位置を決めて、かまど作りを始めます。まあ、そもそもセメントとかで塗り固めるわけではなく、イラストに沿ってレンガを置いていくだけなので、これはどうということのない作業でした。
その後、あれこれ燃焼効率などを考えながら、先述のイラストに少しアレンジを加えて形を整えていきます。そうやって、ようやくかまどらしい形を作り上げることができました。さてこのあと、ちゃんとした料理を作るところまで行き着けるのでしょうか。
火を燃やすには薪が必要
足腰や腕が痛くなるまでセッティングに苦労した末、設備は整いました。あとは、このかまどでうまく火が燃やせるか否かです。ガスや電気に慣れきった現代人には、火を燃やす機会などめったにありません。
さて、火を焚くには薪が必要になります。レンガを買った同じホームセンターには薪も売られていました。
しかし、これが意外に高いのです。薪が10本前後が束ねてあって、値段も2種類ありました。高い方が確か「樫木(かしのき)」と書いてあります。ということは、この木の方が燃え方がきっといいのでしょう。
とりあえず、その2種類の薪は買うことにしました。また、別のホームセンターでは、余った建材を薪用に束にしたものを見つけたのですが、これはわりと安くで売られていたのでそれも購入しました。
煤(すす)で真っ黒に
さて、これらを持ち帰り、とりあえず火をつけてみることにします。火をつけること自体は、昔から慣れていたためかそれほど難しくはありませんでした。
ただ、安くで買った建材の端材は大きさや木の種類がまちまちで、特に大きなものはなかなかちゃんと燃えてくれません。あれこれ位置を変えたりしながら、しっかりと燃やし切るのに結構苦労しました。
薪を燃やすと、燃え始めの炎は大量の煤(すす)を出します。このときは、鍋やフライパンを火の上にかけてはいけません。底が真っ黒にすすけてしまうからです。
最初それで失敗して、白いホーロー鍋の底を真っ黒に汚してしまいました。調理するとすれば、少し火勢が収まってからにしなければなりません。まあ、これも学習のひとつであります。
とりあえず、火をつけてみて炎を楽しむことはしてみました。まだ、本格的な料理には手を付けていません。
料理がうまくいったら(うまくいかなくても)、またこのブログで改めてご報告いたしますので、楽しみに待っていてください。
おしまい
PS
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
上記の通り、いささかユニークな税理士です。
この業界人特有の硬さはみじんもありません。
私と話すと面白い、という方がたくさんいらっしゃいます。
どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
電話でも、メールでも、ズームでも対応いたします。
是非一度お話の機会を・・・・・
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