- お電話での
お問い合わせ - 099-472-0620
コラム
創意工夫を伴うチャレンジ精神― 地元で20余年、地域企業の儲け方 ―Ⅳ
2018年3月10日 公開 / 2018年3月11日更新
[常に商品開発力を意識する]
農畜産物について考えた場合、第3者がその優劣を判断するのに、最も共通する判断基準は「味」ということになるのではないでしょうか。
もちろん基本に「安全性」ということはありますが、際立った栄養価とか薬事的な効能でもない限り、「味」についてはどうしても平均点を上回っていなければ話にならないのです。
「商品力」において大事な点は、その事業者が常に「商品開発力」や「商品開拓力」を意識し続ける、ということになると思います。
「これまでこんなやり方でやってきたのだから、これからも同じやり方で構わないだろう。」
といった惰性的な取り組みでは成長発展は望めません。
常に創意工夫を伴うチャレンジ精神が求められるのです。
「市場における他の商品よりもより良い商品、これまで作ってきたものよりもより良い商品を作りたい。」
これを常に心がけるか否かで結果は大きく違ってくきます。
そして、その商品が今の時代の要請にあっているか、市場の支持を得られるのか、の検証を常に怠らないことが求められるのです。
この検証を省いてしまうと自己満足、或いは一人合点の世界に陥ってしまう危険性があるといえましょう。
こういった危険性を避けるためにも、消費者の目を持つパートナーなどをブレーンとして身近に置いておくといった工夫も大切なことです。
市場に合う商品、売れるのがいい商品なのです。
つまり、「良い商品が売れるのではなく、売れる商品が良い商品」
なのです。
地産地消の料理の数々
つづく
関連するコラム
- 目線を変えよう―考えかたと視点を変えなければなにも変わらないよ―Ⅰ 2017-03-29
- 義理人情の世界と現代経営―ウエットなしがらみをいかに断ち切るかは大きな課題―Ⅲ 2017-06-12
- 常識破りの功罪Ⅱ 2016-11-20
- 常識破りの功罪Ⅳ(おしまい) 2016-11-30
- 常識破りの功罪Ⅰ 2016-11-18
コラムのテーマ一覧
- どーでもいいけど面白かったエピソード
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- 「情報発信(アウトプット)」戦略について
- どーでもいい話
- 危機管理について
- 専門性について考える
- 地方再生と地域活性化について考える
- ビジネスモデルについて考える
- 事業承継、後継者問題
- 新しい技術、時代について考える
- 業界について考える
- 歴史について考える
- 世代による考え方、行動の違いを考察する
- リーダーシップについて考える
- 日本の文化について考える
- 自分を振り返る
- 経営について考える
- 販売促進戦略
- 経営計画を考える
- コンサルティングについて考える
- 専門性を考える
- 新規事業(起業も含む)について考える
- ファッションについて考える
- 経済問題
- 人生を考える
- 社会問題
- 中小企業経営を考える
- 経営助言
- 経営革新支援
- マーケティング
カテゴリから記事を探す
海江田博士プロへの
お問い合わせ
マイベストプロを見た
と言うとスムーズです
勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。