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海江田博士プロは鹿児島読売テレビが厳正なる審査をした登録専門家です

若者から見た「ズレ」への共感について―現代日本の様々な矛盾点を考えてみる―Ⅱ

海江田博士

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テーマ:世代による考え方、行動の違いを考察する

古市氏が批判する
―どう考えても頑張りどころが違う・・・・
誰も欲しがっていないようなサービスを生み出してしまう―
といった数々のプロジェクト。
以前、私も同じような内容のことを確か「補助金について」といったテーマで書いたことがあります。
そこではこんなことを書いていました。

― 時々補助金、助成金の申請を出そうとするがピタッと来たためしがない。
大抵はパンフレットなどの表看板と、いざ具体的に申請に行った時の細かい規定にズレがあるのである。
つまり、ほとんどちゃんと貰えた試しがないのだ。
あまりにいつもズレるので、イライラを隠せない。―

私も「ズレ」という言葉を使っていました。
つまり、大上段に構えて謳っている大層な趣旨と実際上の運営との間に相当の「ズレ」があるのです。

以前書いたのは、確か雇用上の補助金を申請したときの話で、5,6年前のことでしたが、この「ズレ」に関しては今もほとんど変わっていません。
今は雇用関係の補助金だけでなく、いろいろなタイプのものが発表されています。

中小企業支援という名目の政策の一環ではあるのですが、使いづらいものが多いのです。
中小企業を本当に支援し、活性化させたいのであれば、もっとスパッとまとまった大きな金額を、手続き面も含めてもっと低いハードルで出すべきだろうと感じます。

申請のハードルが高すぎて古市氏のいう「巨額の予算が投入されたプロジェクトのはずなのに、どう考えても頑張りどころが違う」ということになってしまうのです。



つづく

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海江田博士
専門家

海江田博士(税理士)

税理士法人アリエス

税務相談はもちろんのこと、従来の税理士としての職務に留まらず経営者自身で革新できることを目指した支援を続けています。日本経済をしっかりと支えられる強い基盤を持った中小企業への第一歩のお手伝いをします。

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