地方商店街 衰退の原因
「税理士さんがマーケティングってなんか不思議ですね。」・・・・
これまで良く言われたのは、税務を専門分野にする税理士が
「まるで畑違いのマーケティングを語るってなんか不思議ですね。」
という内容でした。
つまり
「(税理士という極めて専門性の強い仕事でありながら)専門外の話もするんですね。」
というものだったのです。
これは想定できる至極一般的な疑問といえるでしょう。
しかし、今回の指摘は少し違っていました。
彼が言いたかったのは
「税理士のような資格で行なう職業に、もともとマーケティングなんていらないんじゃないかと思っていました。」
という意味だったのです。
つまり、
「税理士は税理士、資格の範囲の中で仕事をするだけなんでしょう?」
と言われたことになります。
そのセミナーの中で私は
「税理士という職業でありながら、私はめちゃくちゃマーケティングを追求してきました。」
と繰り返し語りました。
何故マーケティングを追求したのか、という点についても講演の中で、散々説明したつもりでした。
それでも彼には不思議に思えたらしいのです。
しかしながら、この指摘を聞いた時に私は、「あ!」と気が付きました。
そして、改めて
「そうか!やっぱりどんなビジネスにもマーケティング的アプローチって大事なんだなあ。」
との思いを強くしたのです。
つづく