自閉症の青年を草なぎ剛が演じたドラマ「僕の歩く道」
<『この人はちょっと変わってる』
結婚前からそう感じていました。
でもとても「やさしい」し、「おだやか」だし、「裏表がない」し、いい人だと思いました。
ところが
結婚して一緒に暮らし始めて
『あれ?なんだかヘンだな・・・・』
と思うことが増えてきました。
それは言葉では表しにくい正真正銘の違和感でした。>
この「旦那さんはアスペルガー」というコミックエッセイの著者、野波ツナさんの「はじめに」の文章から引用しました。
発達障害については学校で問題になることが多いので、子どもたちの問題か、と思われがちですが、
子どもたちもいずれは大人になります。
発達障害の子どもの数が増えているということは、発達障害の大人の数も増えるということです。
彼ら・彼女らが家庭を持たれた場合、ご本人の問題は当然同居するパートナーや子どもたちにも影響が及ぶことになります。
学校なら数年間の問題ですが、家族の問題となると場合によっては人生の問題となる可能性があるわけです。
ですから、パートナーや周囲の人達の理解がぜひとも必要ですし、ご本人にも自覚と家族への配慮、生活上の工夫が必要になります。
もし今現在苦しまれている方がいらっしゃるとしたら、一度本屋でこの「旦那さんはアスペルガー」と言うコミックエッセイを手に取ってみてはいかがでしょうか。参考になることも多いと思いますよ。