自閉症に対する無理解が引き起こした悲劇 「彼女の名はサビーヌ」
おぅおぅ懐かしい!
和久井映美さんの、本当にピュアで真っ白なイメージの演技と、ダークで屈折した堤真一さんの好対照が面白かった「ピュア」!
昔テレビで見ていた印象がとても良かったので、もう一度見てみたいと思っていたら、たまたま近くのレンタルビデオ屋においてありました。
う~ん、もう感激!!
和久井さんの演じる折原 優香は、知的障害とともに生きる娘ですが、実は芸術(オブジェ創作)に関して天才的な才能を見せるサヴァン症候群の持ち主。
しかしそんなことよりなにより、とにかく心がピュア!
ピュア!ピュア!で、和久井さんの笑顔がまた素晴らしい!
知的障害や発達障害などともに生きている方々は、ある意味本当に純粋です。
その純粋さが、時には誤解や摩擦のもとになることもあるのですが、
基本的に「自分の利益のためにうそをつく」とか「相手を陥れるために策をめぐらす」などということは基本的にしませんね。
その純粋さを「ピュア」というタイトルに込めたのでしょう。
もちろん、その「ピュア」さゆえに周囲のダークな人々の被害にあってしまうことは、考えなければいけない問題です。
さて、ダークだけれども魂はピュアな堤真一さんは、幼いころに政治家の秘書の父親を自殺に追い込まれ、その挙句母親まで自殺をされてしまう、という孤独で屈折したジャーナリスト、沢渡徹を演じています。
その二つの魂が求めあった、というストーリーです。
劇中で折原優香が作るオブジェもなかなか素敵ですし、ミスチルの「名もなき詩」が主題歌なのも、最高!
近くのレンタルビデオ屋にあれば、一度ご覧ください。
和久井さんの笑顔に癒されますよ。
最後に、ちょっとびっくりなネタを!
このドラマについては主人公のモデルは元お笑い芸人で現在は芸術家として活躍しているジミー大西さんであるということです。
プロデューサーの栗原美和子さんが『オレ達ひょうきん族』のAD時代にジミー大西さんと出会ったのをきっかけにこのドラマを作ったといわれているそうです(Wikipediaより)。
和久井さんとジミー大西さんでは、ちょっと・・・・(-_-;)