【行動変容⑦】部下の「心配性」を最強の武器に変える?脳科学で組織の実行力を最大化する「不安」マネジメント術[TED動画|脳科学者による 心配性を抑える方法]

弥左大志

弥左大志

テーマ:行動変容(意識改革)


経営層・管理職の皆様、組織運営において、社員のこのような「ブレーキ」に頭を悩ませてはいませんか?

  • 「失敗を恐れるあまり、会議や提案で消極的になり、本来のポテンシャルを発揮できていない」
  • 「フィードバックを過剰に気にする社員がいて、指導がかえって萎縮を招いている」
  • 「『ポジティブに考えろ』と促しても、最悪のケースばかりを懸念して動けない部下がいる」


「不安」は組織の実行力を削ぐ敵だと思われがちです。
しかし、最新の脳科学は、不安を正しくコントロールし、活用の仕方を教えることで、それをビジネスにおける驚異的な「スーパーパワー」に変えられることを証明しています。

株式会社バリュー・コア・コンサルティング(VCC)では、脳科学者ウェンディー・スズキ氏の知見を取り入れ、現場の不安を「やりがい」と「実行力」に変換するサポートを提供しています。

1. 脳科学が解き明かす「不安」の意外な正体


私たちは、不安を「消し去るべき欠点」ではなく「使いこなすべきツール」として定義します。
その根拠となるのが、スズキ氏が提唱する脳科学的アプローチです。

【参考動画】 ウェンディー・スズキ:脳科学者による 心配性を抑える方法
URL: https://www.ted.com/talks/wendy_suzuki_how_to_calm_your_anxiety_from_a_neuroscientist?language=ja
行動変容

動画の核心:脳科学が証明した「不安を力に変える」4つのファクト


スズキ氏は、不安を単なる「感情」としてではなく、脳の生存戦略に基づいた具体的な「機能」として解説しています。

行動変容

不安は進化が生んだ「警報装置」:

不安は、私たちが危険を察知し、命を守るために何百万年もかけて進化させてきた「脳の防衛システム」です。
不安を感じているとき、あなたの脳は「重要なリスクが迫っている」という正しいシグナルを発しています。

扁桃体(アクセル)と前頭前野(ブレーキ):

恐怖に反応する「扁桃体」の暴走を、論理的な判断を司る「前頭前野」がコントロールする仕組みを脳は持っています。
トレーニング次第で、不安に飲み込まれずに冷静さを保つ「脳のブレーキ」を強化することが可能です。

運動が脳を「書き換える」物理的効果:

わずか10分程度の運動でも、脳の海馬や前頭前野を刺激し、不安を鎮める神経伝達物質を増やします。
これにより、パニック状態から冷静な思考モードへ物理的に切り替えることができます。

不安から生まれる「3つのスーパーパワー」:

不安を深く理解し活用することで、それは以下の強みへと変化します。

  • レジリエンス(逆境力) :ストレスを乗り越える経験が、脳をさらに強くする。
  • 共感力 :自分の不安を知ることで、他者の痛みや苦しみを深く理解できるようになる。
  • 生産性(予測力):最悪の事態を想定できるため、徹底した準備とリスク回避が可能になる。


2. 実践:不安を「実行力」に転換する4ステップ


VCCの実行サポートでは、スズキ氏のメソッドを現場で活用しやすいイメージに落とし込み、不安を成果へと繋げる以下のワークを推奨しています。

ステップ ① :脳を物理的にリセットする「ボックス呼吸法と運動」


不安で頭が真っ白になったとき、まず脳の状態を物理的に整えます。

  • ボックス呼吸法 :4秒吸う、4秒止める、4秒吐く、4秒止める、というリズムを繰り返します。これにより自律神経が整い、脳の「ブレーキ」が作動し始めます。
  • 体を動かす :席を立って歩く、階段を上り下りするなど、軽い運動を取り入れることで、不安を鎮める神経伝達物質の分泌を促し、冷静な思考モードへと切り替えます。


ステップ ② :不安を「創造的な解決」と「協力のきっかけ」に変える


心配を「ただの悩み」で終わらせず、具体的な戦略へと昇華させます。

  • 対処法の発見 :「もし失敗したら?」と心配することを、「効果的で創造的な対処法を見つけるためのシミュレーション」として活用します。
  • 協力を仰ぐ理由を作る :自分一人で抱え込まず、不安を根拠にして周囲に「ここをサポートしてほしい」と協力を仰ぐ正当な理由として活用します。


これにより、チームの協力体制のきっかけをつくることができます。

ステップ ③ :心配者へのサポートによる「共感力の向上」


チーム内で不安を抱えているメンバーをサポートすることは、周囲のメンバーにとっても大きなメリットがあります。

  • 周囲の共感力を高める:心配しているメンバーを助けるプロセスを通じて、周囲のメンバーは「相手が今何を必要としているか」を察知する共感力を磨くことができます。

これはチーム全体の人間関係を円滑にするトレーニングになります。

ステップ ④ :不安の共有が「助け合えるチーム」を作る


同じような失敗や不安は、誰にでもあるものです。

  • 「自分だけじゃない」という繋がり :リーダーやメンバーが不安を隠さず共有することで、周囲も「自分も同じことを感じていた」と共感しやすくなります。

この「弱さの共有」が、お互いに助け合える強固な信頼関係を築く土台となります。

3. 不安を味方につけたビジネスパーソンが手にする成果


不安をコントロールし、活用するスキルが身につくと、組織のパフォーマンスは劇的に変わります。

  • プレッシャー下での安定したパフォーマンス :脳の仕組みを知ることで、トラブルが起きても「今の心拍数の上昇は、脳がエネルギーを送っているサインだ」と冷静に受け止められるようになります。
  • 周囲から信頼される「リスク管理能力」 :「心配性」を「細部へのこだわり」へと昇華させることで、精度の高い仕事ができるようになり、組織に不可欠な人材となります。


社員に必要なのは「根性」ではなく、脳を使いこなす「技術」です


「もっと自信を持て」「不安がるな」という精神論だけでは、現場の行動は変わりません。

社員が抱える不安を、組織を動かす「燃料」へと変えるためには、脳科学に基づいた具体的な「技術」を組織にインストールする必要があります。

バリュー・コア・コンサルティングは、脳科学的なエビデンスをベースに、貴社の社員一人ひとりが「心配」を「最高のパフォーマンス」に変換できる自走型組織への変革を、実行レベルで徹底的に伴走いたします。

社員の不安を、未来を切り拓く強みへと変えたい経営者の皆様。 脳科学の力を取り入れた、新しい組織開発のステージへ共に踏み出しませんか。

  • なお、本コラムにおけるTED動画の解釈は、弊社独自の観点によるものであり、内容の一部を抜粋してご紹介している点をご承知おきください


経営コンサルティングサービスのご案内

弊社(株式会社バリュー・コア・コンサルティング)では、以下5つのサービスを提供しております。

  1. 総合経営コンサルティング
  2. 勝ちパターン構築プログラム
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  4. ワークショップ型 eラーニング型 研修プログラム
  5. 講演・セミナー 開催


主に、以下3つの特徴がございます。

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  • 組織価値の最大化: 経営計画や戦略立案、人事評価制度の構築、理念の浸透などを通じて、組織全体の価値を長期的に向上させます。
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弥左大志(経営コンサルタント)

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