マナーうんちく話521≪お心肥し≫
【「健康」は自分に贈る素敵なプレゼント。生活習慣の見直しを・・・。】
人生100歳時代においては、単に長生きを競うより、健康で幸福感を味わいながら生きていきたいものですね。
しかし「平均寿命」と「健康寿命」のギャップは大きく開いたままです。
加えて何もかも恵まれているにもかかわらず、日本人の「幸福度」はお世辞にも高いとは言えません。
特に日本の子どもの幸福度は問題ありと思うのですが・・・。
現在の生活習慣の在り方がとても大切です。
睡眠や栄養にも十分配慮しながら日常生活を送ってください。
ストレスもしかりです。
出来れば朝少しでも早めに起きて、太陽の光を浴びて、朝食をみんなで楽しく頂けたらいいですね。
古今東西「生きることは食べること」です。
食生活がとても大事だということです。
栄養学的側面と共に、「誰と、どんな雰囲気で食事をしたか」も併せて考慮してください。
特に子どもがいる家庭では、家族の「共食」を大切にしてください。
「何事も最初が肝心」といわれるように、家族そろっての朝食と共に、一日の良いスタートを切ることが大切です。
色々と難しいかもしれませんが、共食には努力するだけの価値は充分あります。
いずれにせよ日頃の生活習慣は、偏差値のようにすぐに数値化できないので実感がわかないかもしれません。
しかし「人生100歳時代」ですから、長い目で見ることも大切です。
【「笑顔」は人生を好転させます】
「笑う門には福来る」です。
人生100年時代を笑顔で明るく楽しく過ごすか?
「しかめ面」で過ごすか?では雲泥の差です。
また「笑顔は人のためにならず」ともいわれます。
つまり笑顔は相手を心地よくさせるばかりでなく、自分自身の心も温めてくれるということで、最終的には自分のためになるということです。
さらに笑顔は蔓延します。
職場や家庭で、上司やお母さんが、常に笑顔でいてくれたら、いい雰囲気になりそうですね。
「笑う門には福来る」という標語は、幸せだから微笑むのではなく、微笑むから幸せになれることを、先人は良く知っていたので生まれたのでしょうね。
今新型コロナの影響でマスク生活が余儀なくされていますが、家庭で鏡の前に立った時くらいは、笑顔を出すことをお忘れなく・・・。
【一日のうちで「孤独な時間」を、一週のうちで「安らぎの時間」を作ること】
コロナ禍では何かと不安や心配事が多いと思います。
また仕事をしている人は、守りと攻めのバランスを取りながらで、ご苦労も多いことでしょう。今まで経験したことがないアクシデントに見舞われた人も珍しくないと思います。
こうなるとストレスも蓄積します。
一日のうちで、短時間でもいいので、自分を見つめる時間を作ることもお勧めです。
さらに週に一度は、心に栄養補給をすることも大切にしていただきたいものです。
誰にも気を遣わずに、自分らしくいられるときには、意外に大切なモノやコトが解ってくるものだと思います。
もちろん状況、場面、男女別等によりいろいろ異なるでしょうが、一人になってボッーとして、すっきりすることは多々あります。
気分もリフレッシュしたら、またゆとりも持って人と接することができるでしょう。
部屋に一輪の花を飾って、マスクを外してゆっくりした時間を過ごすとか、何気ない家事に勤しむとか、有休をとってのどかな風景に触れるとか、アナログな時間も大事にして下さいね。