マナーうんちく話239≪バラ色の人生とマナー≫
何時も幸せそうな人もいれば、何がつらいのだろうか?と感じる人も周囲にはたくさんいます。
この違いは何か?
原因はそれぞれかもしれませんが、要は何事も考え方次第で、辛くなる時もあれば、逆にハッピーな気分になることもあります。
私達は毎日いろいろなものを食しながら生きていますが、同時に色々なことを考えながら生活しています。
だからこそ何を食べるか?
物事をどう考え?どのようにとらえるか?
生き方が大きく異なってきます。
自分次第だということでしょう。
例えばいつも暗い表情で不幸せそうな人は、自分自身に自信がなく、物事をネガティブに捉えたり、常に他の人と比較したりする癖があるかもしれませんね。
では、何時も幸せそうな人は、なぜあんなにいい表情をしていられるのでしょうか・・・。
幸せになる特効薬があるのでしょうか?
それともほかに秘策を身に付けているのでしょうか?
意外に答えは単純明快かもしれませんよ!
好奇心にあふれ、日本一の強者(つわもの)と異名を持つ戦国時代の武将真田幸村は、「死ぬまで生きよ!」という名言を残しています。
この世に生を受けた以上生きることに固執しなさい!という意味ですが、せっかく人生100歳を謳歌できる国と時代に生まれたわけですから、それを全うしたいものですね。
「人の命は地球より重い」といわれています。
一分一秒でも充実して長生きするという気構えを大切にしてください。
また物が豊かで平和な国日本に生まれたこと、平均寿命も健康寿命も世界トップクラスの日本に生まれたことだけでも最高に幸せなことだと考えます。
まだあります。
四季が豊かな国に生まれたことや礼節の国に生まれたこともそうでしょう。
日本独特の季節感により培われ、日々の暮らしの息づく数々の「しきたり」を大切にしながら、「日本人らしい」幸せを感じながら生きていくのもお勧めです。
日本人ならではの豊かな「感性」や「思いやりの心」を、改めて呼び起こしてみるのもいいですね。
普段はあえて意識することはないと思いますが、季節の変化を敏感に察し、愛でてきた先人の感覚は。今を生きる私たちにも脈々と受け継がれています。
四季の風景が誠に美しい日本に生まれてきたことに加え、平和や思いやりの心を愛し、長生きの国に生まれてきたことは、実はそれだけで大変幸せなことではないでしょうか。
日本人でないと味わえない幸せだと思うのですが・・・。