マナーうんちく話1895《シニアの起業!成功への心構え⑨「柔軟な対応と労働時間戦略」》
秋が深まり、街や山河がしっとりと落ち着いた佇まいを見せるようになると、気分がなんとなくメランコリックになってきそうです。
改めて令和元年の日本の秋の美と味覚を探求するのもいいですね。
ところで私の講演の半分は接客接遇、人間関係作り、和食、冠婚葬祭等の「マナー」に関する内容ですが、残り半分はシニアライフアドバイザー、健康生きがいづくりアドバイザーとしての「中高年齢者の生きがいづくり」、つまり人生100歳時代において、高齢期を如何に【幸齢期】にするかについてのお話です。
そして後者に関しては、近年内容が大きく変化してきた感があります。
従来は「平均寿命」から「健康寿命増進」に重きを置いていましたが、「人生100歳時代」「生涯現役」がすっかり定着した今は、長い人生を自分らしく、幸せ感を感じながら生きていく「幸福寿命」に触れることが多くなってきました。
勿論「健康寿命」増進はWHOも推奨し、全世界が取り組んでいる重要事項ですが、私は「生きる目的が健康維持」になってしまっては寂しい気がします。
健康でもハッピーな生き方ができていない人も多いし、体に障害があっても幸福をかみしめながら生きている人も珍しくありません。
私は現在各地で改めて「幸福寿命の延伸」を推奨する講演を行っていますが、結構好評です。
概ね以下のような内容ですが、講演時間や参加者により多少異なります。
〇「人生100歳時代」を心豊かに、ハッピーに生きる気概を持つこと。
現状把握と「これから」への備えと心構え。
「人生設計」の勧め⇒セカンドライフを「どこで」「誰と」「どのように」築きたいか。
〇良好な《人間関係作り》の勧め。
特に周囲との人間関係が大切で、「量」より「質」。
ただし穏やかな人間関係も大切。
人間関係の棚卸。
〇《コミュニケーション能力》の向上が大切。
人生の明暗を分ける「コミュニケーション能力」向上のための努力。
〇健康生・いきがい作り
健康寿命の増進対策。
無理をせずできることから実践。
生きがい作り、例えば「仕事」「地域活動」「ボランティア活動」など。
〇幸せの感じ方と「足るを知る」生き方の勧め。
感謝の心。
物の豊かさから「心の豊かさ」へのシフト。
不必要に「老後2千万円」「終活」に振り回されない生き方。
以上のような内容ですが、講演のタイトルは「加齢を華麗に生き、高齢期を【幸齢期】に彩る!人生100歳二毛作時代の幸せ探し」です。
時間があれば講話にグループ別「座談会」を盛り込みます。
交流が持てて効果がグーンと増します。
お気軽にお問い合わせください。
なお最近の傾向としては、つい数年前まではほとんどの参加者が女性でしたが、男性が大幅に増加し、会場によっては男性の割合が多いケースも珍しくありません。
加えて「シニアのお一人様」が年々増加しています。
夫婦で参加の場合と一人の場合は内容が異なるケースが多々ありますので、「シニアお一人様の幸せ探求講座」も用意しています。
私が主宰している「人づくり、まちづくり、未来づくりプロジェクト【ハッピーライフ創造塾】」でもシニアお一人様の生きがい作りには重点的に取り組む予定です。
全員参加、交流型の講座や気軽に寄って本音で会話ができるサロン作りなどを目指しています。参考例等がありましたら、ぜひ教えて下さい。