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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1752《色々増えてきた「職場のハラスメント」!どうする?②》

2018年10月28日

テーマ:ビジネスマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

ハラスメントという概念は日本では比較的新しく、私が就職した頃はありませんでした。

従って上司や先輩からきつい言葉を浴びせられても別に深刻にはとらえていませんでしたし、自分もそのように部下や後輩に接したことは記憶にあります。

優しさだけでは仕事は務まりませんし、自己成長には厳しさも必要でしょう。
その匙加減は非常に難しいと思います。
加えて個人差も大きいです。

だから今でも業界や職種によりハラスメントの感じ方はまちまちだと思います。

日本でハラスメントという概念が一般的に認知されるようになったのは、1989年の新語流行語大賞に「セクシャルハラスメント」が選ばれてからでしょう。

そして労働に関するいろいろな法律が完備されるとともに、多くのハラスメントが明確に定められるようになり現在に至るわけですね。

ちなみに「ハラスメント」とは、相手を不快にさせたり、自身の尊厳を傷つけられたと感じさせる行為や行動です。
一言で表現すれば、嫌がらせや相手を悩ませることです。

マナーは思いやり、尊敬、感謝がキーワードですが、思いやりとは相手に不快感を与えるという側面と、好感を及ぼすという面があります。

したがってある面では、ハラスメントとは思いやりの気持の欠如ともいえるのではないでしょうか。

また時代の流れとともにハラスメントも種類が多くなってきました。

例えば「セクハラ」「パワハラ」「マタハラ」などの良く知られているハラスメントから、「リストラハラスメント」「スモークハラスメント」、さらに「アカデミックハラスメント」などの言葉も生まれています。

日本と外国の文化の差がハラスメントにもなっているのもあります。
例えば「ヌードルハラスメント」です。

日本ではうどんや蕎麦を食す際すすりますが、外人にはそれが不快になるから要注意ということでしょうか?

日本人は松虫や鈴虫の鳴く音を「美しい音色」と認識し、それを愛でる文化を築いてきましたが、外国の人にとっては虫の鳴き声は単なる音なのでしょうね。

こうなるとハラスメントには今後ともいろいろと悩まされそうです。
個性、権利、自分らしさに価値が置かれればその分、ハラスメントに該当する事案が増えそうですね。

次回は職場におけるハラスメントの悪影響と対策についてです。

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