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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1730《職場のいじめ、どう対応する①「学校を例にとると」》

2018年9月10日

テーマ:ビジネスマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: テーブルマナー

スポーツの世界でパワハラが日常化し、大きな話題になっています。
もう「うんざり」ですね・・・。

何時ごろ定着したか定かではありませんが、謝罪会見も聞き飽きた気がしますが、如何でしょう。

ところで学校でも「いじめ」が相変わらず深刻な問題になっています。
子どもがいじめに走るのは、学校にも多少責任があるかもしれませんが、大部分は家庭や親の責任でしょう。

よく「いじめられる側の責任」を問題視する傾向もあるようですが、いじめに関しては「いじめる側」にすべての非があると考えます。

だからいじめをなくすには、「いじめに走る子」を無くさない限り、基本的な解決にはならないでしょう。

このコラムで何度も団らんのある家庭づくりや、暖かい食卓作りを勧めていますが、いろいろと諸事情もあり難しいようですね。
そこをできる限り工夫や努力をして実現していただきたいものです。

特に幼い頃からの「食べ方」の躾はとても大切です。
例えば姿勢を正し、美しい箸使いができ、「いただきます」「御馳走様」の食前・食後の挨拶がきちんとできる子は、いじめに走ることはほとんどないでしょう。

子どもにテーブルマナーを教える意味や意義を大人が再認識し、実行していただければと思うのですが・・・。

しかし恐らく日本だけの現象だと思いますが、自国の食文化や食のマナーが急激に低下している気がしてなりません。
このことはやがて、子どもが社会人になっても尾を引きます。

多くの大人が正しい箸使いができていないと感じます。
とてもゆゆしき事態です。
欧米の大人でフォークナイフを正しく使用できない大人はいないでしょう。

日本では挨拶にせよ、食事にせよ、大人が襟を正す必要がありそうですね。

子どものいじめ解決は学校に頼らず、家庭で親がしっかりするべきでしょう。
親が変わらないと子どもは変わらないということで、まさに「子は親の背中を見て育つ」です。

「職場のいじめ」に、なぜ学校のいじめに触れたかと言いますと、職場でも同じことが言えると考えるからです。

つまり職場でいじめが多発するとか、人間関係が悪くなるのは、トップを始め、指導的立場にある人の責任が大だと考えるからです。

職場のいじめは複雑多様な要因が絡み合って発生します。

例えば仕事の能力が著しく低い場合、逆にできる人、また美人で男性社員やお客様の受けもよい人がねたまれるケースもあるでしょう。

加えて職場における基本的なコミュニケーション不足あるいはマナーが低下していることも考えられます。

こうなると職場のいじめは、単に個人の問題では済まされない事態だと思うわけです。

次回に続きます。

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