マナーうんちく話1612《身近だけど意外に知らない「和の礼儀作法と和食のマナー講座」を開催しまし

平松幹夫

平松幹夫

テーマ:和食テーブルマナー

厳しい寒さが続き、身も心も引き締まるような中・・・。
「赤磐ふれあいアカデミー」の一環として、赤磐市内の和食の店の和室で「和の礼儀作法と和食のマナー講座」を開催しました。

【開催の目的】
国際化の波を受け欧米から入った文化に押され気味で、自国の文化や作法がおきざれにされていく感がゆがめません。
加えてユネスコの無形文化遺産に登録されている和食も、そこに含まれている豊かな精神文化も日本人に忘れ去れてしまっている気がしてなりません。

国際化の進展の中、先ずは日本が誇る和の礼儀作法や和食のマナーに精通していただき、自分が輝き、次世代にも伝えて頂くことを目指します。

赤磐市教育委員会と山陽新聞社の後援を受け、広報誌や新聞等で告知していただいたおかげで、雪が降るにもかかわらず、当初予定をかなり上回る参加者に恵まれました。深謝!
毎度のことながら、「和食のマナー講座」は非常に身近なことですから、関心を抱いている人が多いということでしょうか。

【内容①】
●自己紹介に続いて前半は「和の礼儀作法」に関するセミナー。
〇「礼儀・作法」の基本知識。
〇玄関での訪問とお迎えの仕方。
〇入室と案内のマナー。
〇畳の上での立ち居振る舞いと挨拶(座礼)。
〇手土産の渡し方・受け方。
〇茶菓の出し方・頂き方。
〇お暇の仕方。

●休憩を兼ねて「オカリナ演奏」を楽しんでいただきました。

【内容②】
●後半は実戦(食事)。
〇テーブルマナーの基本知識。
〇和食文化と「和食マナー」の基本知識。
〇「お絞り」「テーブルナプキン」のマナー。
〇「箸」の説明⇒3つの格式と祝箸と割りばしに込められた精神文化について。
〇美しい箸使いと箸と器の扱い方の説明と演習
〇食事を伴いながら、それぞれの料理の具体的な食べ方の説明と実践。
〇世界共通の美しい食べ方について。

【質疑応答】
最後にマナー全般に対する質疑応答。
「手土産を渡すタイミングと言葉の発っし方」「熨斗について」「お里が知れる意味について」「お持たせについて」「団らんの作り方」などの前向きな質問が多く寄せられ、場が大変盛り上がりました。
加えて、後日電話で「孫にどのように正しい箸使いを教えたらいいのか?」「孤食はなぜよくないのか?」という問い合わせが二人の参加者からありました。

20代から80代、個人、夫婦、グループでの参加。また主婦、会社員、教師、団体役員、地区の役員、お花の先生など多種多様な人が一つの部屋でともに食事をしていただきましたが、とても熱心に、かつ和やかな雰囲気で進行したのが印象的でした。また地元の参加者で、雪の中駐車場の誘導を買って出て下さった方もいて頭が下がる思いでした。
お店の方を始め、お世話になった多くの方に深謝します。

●アンケートに寄せられた感想の一部です。
〇この年で「礼儀作法?」と思っていましたが、まさに目からうろこでした。
参加して気分が大変明るくなりました。ありがとうございました。(70代女性)
〇知らないことがあまりにも多すぎたことを改めて自覚できました。有意義な時間が過ごせて大満足です。(20代女性)
〇大変丁寧に、解りやすく教えて頂きありがとうございました。早速夫婦で実行あるのみです。(60代、70代の夫婦)
〇和食の素晴らしさを初めて知りました。感謝します。(60代女性)
〇このような素晴らしい講座が地元で受講できたことをうれしく思います。次回もぜひ知らせてください。(70代女性)
〇講座内容、スタッフの態度、料理、オカリナ演奏、料金全て良かった。(60代女性)

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平松幹夫
専門家

平松幹夫(マナー講師)

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

「マルチマナー講師」と「生きがいづくりのプロ」という二本柱の講演で大活躍。「心の豊かさ」を理念に、実践に即応した講演・講座・コラムを通じ、感動・感激・喜びを提供。豊かでハッピーな人生に好転させます。

平松幹夫プロは山陽新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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