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平松幹夫

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平松幹夫(ひらまつみきお) / マナー講師

人づくり・まちづくり・未来づくりプロジェクト ハッピーライフ創造塾

コラム

マナーうんちく話1270《ビジネスや日常生活で発揮したい「あとひきしぐさ」と「残心」》

2016年7月26日

テーマ:ビジネスマナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

コラムキーワード: おもてなし サービスおもてなし 講座

「一期一会」と言う言葉があります。

「お客様と会っている今は二度とないので、この時間を大事にして、最大限のお持て成しをしなくてはいけない」という考えですが、今でも接客の世界では健在です。

お客様との出会いは素晴らしい縁があり、接客にとってはそれが大きな財産になることが多々あります。

そして接客の仕事は、常にお客様と接しているので、好感のもてる付き合いが大切です。

いつも「おもてなしの心」で接することが大切です。
この精神はいつの時代も大切な哲学です。

お客さんが満足して「また来店したい」と思って頂けるように、心を込めて持て成しをすることが大切です。

ところで来店したお客様を見送る時、どのようにしますか?
またお客様との電話を切る時は如何でしょうか?

「もう一度来店したい」、「再度話しがしてみたい」と思わせる心配りが、キチンと出来ているか?否か?ということです。

江戸しぐさに「あとひきしぐさ」があります。

客人を見送る時は玄関の外に出て、相手が遠のくまでにこやかに見送るということです。客人が途中で振り返ったら、そこにはもう誰もいないようではおもてなし失格でしょう・・・。

丁寧に見送るとかえって相手の負担になるという考え方もありますが、相手に対する心はいつまでも持ち続けたいものです。

作法の世界には「残心」があります。
見送りに限らず、相手に対する心を残すことです。

そして一つ一つの行動に「残心」を持つことにより、本当に美しい立ち居振る舞いができるということです。
形より「心」です。
日常生活やビジネスシーンに是非取り入れて下さい。

また接客の世界では「お出迎え3分にお見送り7分」といわれます。
如何にお見送りが大事かと言うことです。

電話を切るときもしかりです。
要件が住むや否やすぐに切ってしまうより、しばらくは余韻があった方がいいでしょう。

私は要件が終えたら3つ数を数えてゆっくり切るようにしています。

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