マナーうんちく話494≪和顔愛語≫
●好感の持たれる第一印象に心掛けて下さい。
「一目ぼれ」という言葉が有るくらい「第一印象」は大切です。
そして、好感の持たれる第一印象のポイントは「健康的」ということです。
しかし、スポーツ選手ならいいというものでもありません。
健康的とは次のことがポイントになります。
○清潔感の漂う身だしなみ
○美しい姿勢
○笑顔などの明るい表情
特に笑顔は会話以上に、非常に最初から好感を持たれます。
逆に笑顔と元気な挨拶が無ければ、初対面の人とは打ち解けるのが難しいと言うことです。
だから、挨拶は比較的大きな声がお勧めです。
○優しい態度
古今東西モテル人の共通点は「優しさ」ではないでしょうか?
ホテルでブライダルの仕事に携わっている時、結婚が決まったカップルに「相手のどこが好きですか?」と質問すると、多くの人が「優しさ」をあげました。
従って初対面の相手が、あなたのことを「この人は優しそうな人」だと思えば自然に距離が短くなります。
但し、殆どの人は優しい人だとおもいます。
問題は、その優しさを効果的に相手に伝える力が有るか否かです。
だからと言って不必要に媚びる必要はないと思います。
ではどうする?
冒頭に述べましたが、自分が相手のために何が出来るかです。
相手のことを思い、相手が喜ぶ事、相手のためになることをアピールして下さいね。
本来なら「さりげなく」優しさをアピールするのが理想です。
ただ、大才は「袖振り合う他生の縁もこれを活かす」とあるように、出来る人は、少々オーバーな位に優しさをアピールするのかもしれませんね。
不必要に形式にこだわる必要はないと思いますが、マナーの根源を成す思いやりの心をいかに、態度や表情や言葉や文章で表現するか?
大才になるには自分磨きが大切です。