1日1分!女子力向上マナー5≪女性らしい美しい挨拶≫
日本は、食料自給率は39%で、先進国の中では最下位ですが、世界屈指の「飽食の国」「美食の国」です。
ところで、家族・友人・恋人・伴侶・同僚・上司、あるいは同窓会・結婚式・祝賀パーティー・婚活パーティー・研修会終了後の交流会などなど、大勢の人と共に食事をする機会は多々ありますが、食べ方に自信がありますか?
テーブルマナーには、国を代表する人が主催する正餐における「儀式としてのマナー」と、他者と食事をする際に「好感の持たれるマナー」の考えが有りますが、周囲の人に不快感を与える事無く、美味しく楽しく食事をし、共に心地良い時間を共有する術を修得して頂きたいものです。
そこで、これからランダムですが数回に渡り、大人の女性として是非身に付けて頂きたい、食卓やパーティーシーンでの振舞い方に触れて行きます。
「食べることは生きる事」ですから、このシリーズには、女性として心豊かに生きるヒントが満載されております。是非お付き合いください。
さて、いよいよ美食の国にグルメの秋到来ですが、皆様は自分の事を「グルメ」だと思いますか?
ちなみに、グルメの語源はフランス語の「gourmet」で、ワイン商人の召使を指しています。
ワイン商人の召使は、主人より毎日現場でワインに触れますので、当然ワインについては精通しているわけです。それが現在のように、「食通」とか、「美食家」の意味でもちいられるようになりました。
そして「食通」とは、料理の知識に富み、料理の味に詳しい人ですが、同じ食卓の周囲の人にも、心地良い時間を醸し出す事が出来る人でもあります。
また、贅沢な食卓を誇る日本では、テレビのグルメ番組は沢山あり、情報も氾濫する位あります。そして、多くの日本人がグルメと言う言葉に弱いようですが、高級食材やグルメと言う言葉に不必要に振りまわされる事無く、グルメ本来の意味を正しく理解して、自分流のグルメを楽しんで下さい。
例えば、故郷のグルメとか、旬のグルメとか、旅先のグルメとか・・・。
そして、旬のグルメや故郷のグルメは、身体や心が喜ぶ事を理解することが大切です。
そしてそこから、毎日、何不自由なく食事が出来ること、自然に生かされている事等に感謝して下さい。
この感謝の気持ちが有れば、どんな場所でも美しく振舞うことができます。
チョッとしたコツが必要ですが、次回から具体的に触れて行きます。