第3回公認心理師試験が終わりました
公認心理師になるには、学部で実習を含む指定の単位とをとって、大学院に進み、大学院では450時間以上の実習を含む指定単位をとって修了し、やっと受験資格が得られ、卒業式前の3月に試験を受けて、3月中に発表がある・・こんな流れができてきました。
これは学部4年、大学院2年の一環教育、すなわち、18歳からの教育を想定しています。しかし、この少子化の時代にそんなことをしていたら、将来心理士が減ってくるのは必然で、私としては当初から社会人の門戸をもっと広げるべきだと考えて来ました。だから京都橘大学と聖徳大学の通信課程にはとても期待しています。
社会人には編入がおすすめ
社会人はすでにそれなりの年齢になっています。50代ともなると、セカンドキャリアを考える人も少なくありません。京都コムニタスに来られる社会人の方は
○今の仕事で資格が必要になった
○もっとスキルアップしたい
○今まで子どもの支援をしていたが、親の支援をするには専門能力が必要
○セカンドキャリアで残りの人生を人の心のケアに使いたい
などなど、人生経験が下地になっているので、目標は明確です。しかし、その分使える時間にも限りがあります。
社会人は時間を無駄にできない
社会人の方は、仕事がある分、勉強に専念できる時間がそれほどたくさん残されているわけではありません。
だから1年でも無駄にはしたくないものです。しかし、京都橘の場合、実習選抜テストがあります。これは10倍程度と見込むべきものです。10倍とは定員が30名ですから300人が受験に来て、毎回270人が不合格になるというテストです。合格者数が増えることはありませんから、受験者数が増えれば増えるほどそのまま倍率が上がるのも特徴です。不合格になると、来年に持ち越しとなり、来年、特に優遇があるということではありませんから、常にこの倍率か、累積があるためそれ以上の倍率を乗り越えなければなりません。
これは大きなプレッシャーです。当塾の生徒さんで、この試験をくぐり抜けた方も、
「これはしんどかった」
試験が近くなると
「知っている人とも口をきかなくなったり、情報がなくなっていった」
「疑心暗鬼になった」
「孤独になった」
こんなつらさを吐露しておられました。
まずは情報戦
こんなつらさを感じるのは、情報が少ないからです。こういった時に最も重要なのは情報です。しかし、この試験の場合、情報はほとんどないのが現状です。
京都コムニタスには、この試験に合格した人がいますので、いくつか情報があります。
また私自身も昨年橘大学に行って、お話させていただきましたが、
そこから知りうる形で、「もう今年しかない」という方に対して、模擬試験を用意しています。
心理演習対策模擬試験
こちらにもありますが、
基本的に公認心理師試験の問題が下地になっているようです。
今年は9月に試験が実施されると考えられます。残り半年ちょい。
まずはしっかり問題慣れをしておく必要がありますし、80問出るようですから、かなりのスピードを要します。しっかり訓練を積み上げないと上位30名に入るのは至難です。
そこで京都コムニタスでは、問題を解きまくろう!ということで、問題をセレクトしました。
9月に受験を予定しておられる方は是非、トレーニングにお役立てください。
今年こそ合格したい!
そう思われる方はこちらから始めましょう。



