想定外が起こった時にわかる強さ
京都コムニタスは現在冬休みをいただいています。
年始は6日から平常になります。7日に「次年度の院試、今考えておくこと」と題したセミナーを行います。
こういったセミナーでもよく受ける質問に
「本を買ってもなかなか読めない。積ん読になる」
「本の読み方がわからない」
気持ちはよ~くわかります。
自慢ではありませんが、最近本を最後まで読み切っていません。途中で止まっている本が多いこと多いこと。学術書は特にそうです。元総理大臣が書いたような内容の薄い新書なら2時間くらいで読めるので、完走できるのですが、内容の濃い学術書や意味のわからないパソコン用語連発のグーグルやスマホやipad関連の本は結構たまってしまって、そのうち忘れてしまい、そのうち新しい本が増えるという現象を繰り返しています。
同じような方は多い(はず)ですので、やはり、読み方を考えて、身につけておく必要はあると思います。とは言っても時間の確保は絶対的に必要ではありますが。
最近、私たちはnoteを書いていますが、ここに読書について書いた記事はたくさんあり、参考になります。
こうやって、日々のブログにしておくと、公開はしてもしなくてもどちらでも良いですが、自分の備忘録として置いておけますので、少なくともその本のことを忘れてしまうことは減少すると思います。
私の場合ですが、紙に書いておくと、どこに書いたか、あるいは何を書いたか、あるいは書いたノートをどこへやったか、たかがノート一つで実にいろいろなことを忘れてくれます。備忘録のつもりが、忘れるネタを増やしただけという笑えない話になってしまうところが切ないところです。
研究活動をしていこうと思えば、まず必要なことは情報収集と摂取です。情報収集ができなければ話になりませんし、せっかく収集しても読めなければ、やっぱり話になりません。そうすると読むという行為が非常に重要になります。情報摂取は基本的には読んで摂取します。それではどうすると早く正確に摂取できるのでしょうか。
残念ながら今のところ万人に適応する方法はないようです。それぞれがそういう方法が欲しいという意識を持つことがまず必要です。
私は職業柄、本は大量にあります。床が抜けるか、地震が来たら本の下敷きになれるくらいあります。昔は一週間のうち五日はどこかの本屋に出没していました。本屋と文具があれば油断していると、一日が終わってしまう可能性があるので注意しています。
多分、京都にある古本屋はすべて行ったと思います。最近は本屋が減ってきました。仏教書専門店が閉店するとなんとも言えない寂寥感があります。と言いながら、私自身も時間がなかなかなくじっくり本屋や図書館に行けなくなりました。
それでも本に関するドラマはたくさんあります。私が関わるのは学術書がほとんどですが、
周知のとおり学術書は値段が高いのです。数万円するものも珍しくありません。大学院生のころ、新しく出た25000円の辞書を買うか、洗濯機を買うかで真剣に悩んだ末辞書を買ったことがあります。この業界にいると、本は命とも言えます。本がなければ、何もできないと言っても過言ではありません。本のドラマはこれからも増え続けると思います。
そんなこんなで、2月に私の先生の遺稿をまとめて本を出します。
私と後輩の金澤豊が編集しました。
このドラマについては後書きにも書きましたが、3時間くらい語れますので、いつかここで語らせて欲しいと思っています。
法蔵館の戸城編集長には、とてもとてもとてもお世話になりました。
書名は『文殊菩薩の研究』です。ありそうでなかった本を出すのが、私のモットーですが、本当にありそうでなかった本です。そのページ数なんと900ページ。
もう予約できるそうなので、是非ご覧いただけたらと願っています。
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京都コムニタスでは随時相談を受け付けていますので、お問い合わせいただけたらと思います。
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