9月に心理系大学院受験をお考えの方はそろそろ研究計画と面接対策を考える時期です
そろそろ、京都コムニタスでは、書類作成の準備が本格化してきました。年末年始も、書類作成には関係ありません。これから、本格的に文章を書き始める人が増えてきます。入試用願書に書類を書く際の基本は、「是非、どうしてもこの学校に入学したい」という旨が全面的に読み手に伝わることと、相手方に「なるほど、そりゃうちの大学しかないわな」と言わせることを意識することです。そのためには、まず相手方が読みやすいように書くということが必要です。
書式が特に指定されていない場合(書式がある場合はもちろん、それに沿います)、まず文量ですが、通常はA4一枚が基本です。多くても2枚までです。一枚は横書き1200字が妥当です。私としては1600字は多いと思います。もちろん、パソコンで書きます。書式としては40字×30行で、左右の余白はしっかり取り、文字間隔は詰めると読みやすくなります。左右の余白を狭くして、文字間隔が広くなると、一目で追いにくくなり、かなり読みにくくなります。中央に寄せましょう。一方、行間は広い方が読みやすいと言えます。上下の余白は少なめにして、30行の行間を広めに取りましょう。文字間隔が広く、行間が狭いものが最も読みにくいということになります。
フォントは基本的に明朝を使います。ゴシックでも構いません。あまり変わったフォントは使わない方がいいでしょう。草書は使いません。ポイントは10.5から12ポイントが通常です。それより大きいのも小さいのもおすすめできません。私は10.5を使います。
次に用紙ですが、どこにでもある白無地のコピー用紙で結構です。模様等は不必要です。感熱紙(懐かしい!)はやめてください。時間がたつと字が消えることがあります。私たちの世代は、ワープロを使っていましたので、そのマナーとして、感熱紙で提出をしないようにと習いました。またあまり高級な紙(例えば和紙)などには書かない方がいいでしょう。その種のアピールを嫌う先生も知っています。
手書きの場合(京都光華女子大学は手書きです)、もちろん鉛筆は不可です。消えるボールペンも不可です。これも(意識的に消さなくとも)文字が消えてしまうことがあるそうです。一般的なボールペンで書くのが無難です。私はジェットストリームが書きやすくて好みです。まとめて買うと一本100円もしません。人生で最もと言えるくらい丁寧に書きましょう。書き間違えた場合(当塾では基本的に想定しませんが)、修正液は不可です。新たな願書を用意するか、二重線、訂正印です。最近は訂正用の小さな印鑑も売っていることもあります。
次に封筒にいれるために書類を折らねばならない場合、基本的に四つ折りにはしません。三つ折りが妥当です。指定の封筒がなければ、長形3号を使うのが妥当です。また、当然ですが、学校ごとに書類を作りましょう。仮に同じ字数であっても、可能な限り、その学校にフィットするように書くことを諦めないでください。仮に前期不合格で、後期を受ける場合、同じ書類を出すのはやめましょう。一度でも不合格になった場合は、かなり誠実にバージョンアップに取り組むべきだと思います。
よく受験曲線という言い方もありますが、受験勉強を始めて、正比例的に成績が伸びるということはほとんどなく、最後、直前になって急激に伸びてくるというパターンです。最後の追い込みとも言います。これは非常に重要で、最後まであきらめないことも条件の一つになります。書類作成の時からあきらめずに最後まで努力を続けた人にだけ、最後の一伸びがプレゼントされます。極論に聞こえるかもしれませんが、最後3日で別人になったくらいに伸びた人も数え切れないくらいいます。英語も一気に読めるようになるケースもあります。ただし、ありきたりな言い方ですが、書類作成からの積み重ねが全てです。積み重ねがなければ、結局最後の伸びもありません。積み重ねがあれば、追い込みの時期で切羽詰まると力を発揮した人もたくさんいます。
どのような人でも伸びてくるのは最後1ヶ月くらいからです。それで十分です。正比例で伸びねばならない理由などありません。しかし、不思議なもので、伸びてくると自覚ができてくると同時に、もっと勉強したかったという話もよく聞きます。どんどん貪欲になり、知識欲もわいてくるのだと思います。そうなるとあとはいくらでも一人で勉強できますので、さらに伸びてくるという良い循環がうまれるのだと思います。
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