合格体験記紹介 2019年度 追手門学院大学心理学研究科臨床心理学コース
今回は2022年度の京都文教大学大学院の合格体験記の紹介です。
私は、2021年の秋入試で京都文教大学大学院臨床心理学研究科を受験しました。
しかし、結果は残念なものとなってしまいました。
他学部出身ではなかったため、心理学は全く未知の状態からのスタートではなく、
受験勉強も約1年前から始め、面接対策もし、書類は大学の事務の先生に添削してもらい、
自分がその当時できることをすべてやって良い結果に結びつかなかったので、
個人で受験勉強する限界がありました。
これからどうしたらよいのかわからず気持ちの整理もつきはじめた頃、京都コムニタスに入塾することを決めました。
入塾の相談の際に、事務の方に春季入試で受験することを薦められましたが、
秋入試で良い結果が出なかったことがかなりショックで、秋入試の方が良いのではないかと考えを伝えたところ、
春季入試でも合格する方はたくさんいると聞いたことと、
大学の指導教授から機会があるなら受けてみたらというアドバイスを元に春季入試を受けることになりました。
私の場合、「あれだけ勉強も準備もしたのに…」という想いがあり、入塾してからも気持ちの整理にすごく時間がかかってしまいました。
そんなときに井上先生に「まずは、頑張った自分をほめましょう」と言われ、いや…でもなぁという感情でした。
そのような状態なのでなかなか勉強に身が入らず困っていたところ、
井上先生に「心理学すきですか」と問われたときに何も答えられず、自分は本当に心理学が好きなのか、
大学院へ行くノルマつぶしのために心理学をやっているのかわからなくなりました。
そこから2~3週間程モラトリアムに陥ってしまい、完全に何も勉強ができなくなりました。
しかし、勉強をせずに、自分は本当はなにがしたいのか?と考えるうちに、自分は心理学が好きだということに3週間ほどかかって気づきました。
そこからは以前のように自分を追い込んだ勉強をやめ、自然な形で勉強をし、
休みたいときは休み、あまり自分を追い込まないように努力しました。
心理学も英語も120%でやっていたことを80%で良いかと自分を緩め、分からないことは恥ずかしさを捨て何度も先生たちに聞きました。
また、必修の授業では、「大学の先生たちはどういう人が欲しいか?」ということについてまなび、
内省を行い、分からないことは授業外で聞き、それ以外の時間は井上先生のコラムをみて心構え、モチベーションづくりに励みました。
また書類作成の際には、なんとなく自分はこれを研究したいが、言語化するのに時間がかかってしまいました。
しかし、時間をかけて作り上げたため、自信を持って「この研究がしたい」と思えるような研究計画書を作成できました。
井上先生の指導のおかげで、研究計画書を一人で作成しなければならない困難が春季入試の時にはなく、
そのおかげで自分はどんな心理士になりたいのか、どんな療法に興味があるのか等といった、
面接対策に生かされる内容についても深く熟考できる時間もとることが出来ました。
また、授業外では、吉山先生に過去問の添削とおすすめの本を紹介してもらい、心理学の知識を授業外でも蓄えることが出来ました。
その甲斐あり、当日の入試では心理学の問題で分からないものがなかったです。
最後にいつも自習の後、事務の方と雑談したり、褒めて頂いたおかげで、勉強の合間の一息にもなりました。
京都コムニタスに来る前は、一人で勉強しており、気軽に入試のことを話せる人がいたことはとても大きかったです。
4か月間ありがとうございました。
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