第一回公認心理師試験 振り返り②
先日、中部大学様を訪問してきました。愛知県の大学ですが、山沿いにあり、とても大きなキャンパスで、大雨と汗で風邪をひくんじゃないかってくらいぬれました。結局、何事もなく安心して、次の日に広島に行きました。
さて、中部大学は、元々工業大学というイメージを持っていましたが、中に入ってみると、その面影はあまり感じませんでした。わりと工業大学は、いかにもという雰囲気があるのですが、もうすっかり総合大学になっていました。ただ、お話させていただいた先生によると、心理学の学科は、通常とくらべて、男性の在籍率が高いそうで、やはり、地元の認識は、あまり変わっていないのかもしれないとのことでした。
この大学は臨床心理士指定大学院ではありませんが、学部で公認心理師の単位に対応しておられます。毎年、大学院に進む学生も出ており、国立大学への推薦枠もお持ちだとのことでした。校舎に入ると、卒論の分析をしている学生が、ラウンジのようなところで、SPSSを先生や院生の先輩とおぼしき人に教えてもらっていました。なんとも熱心な学部生のいる大学だなと、驚きました。先生に言わせると、のんびりしている、とのことでしたが、学部生が夏休みに学校に来て、卒論の研究をしているというのは、意外に少ないと思います。教育の行き届いた大学なのだと思います。
今、いろいろな大学を訪問していますが、学生のモチベーションの高い大学が良い大学だと、私は考えています。これはホームページではわからないことで、実際に見て初めてわかることです。また書籍を出そうと思っているのですが、こういった生情報をもとに書きたいと思っています。
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