まずは日本語力を重視しましょう
8月に入ってしまいました。今年は公認心理師試験が終わりましたので、当塾はここからは大学院受験がメインになります。
今年はここに来てまたコロナが流行っています。どうすればいいのかはわかりません。相も変わらず、病院現場も見ていない評論家的な人が、「数字にはからくりがある」とか「諸外国はPCRを受けていないとか」いろいろ言っていますが、病院に運ばれる人にとっては、愚か者のアホみたいな言説ほど役に立たないものはありません。病院が逼迫しているのは紛れもない事実です。症状は人によって様々です。軽い人もいれば重い人もいます。家庭が全員コロナに罹っているところもあります。大学でテストがありますが、コロナで受験できない、という人は結構います。そんな学生はとても不安です。私たちができることは、アホみたいな評論をすることではなく、つらい人に寄り添うことです。聞けば、感染しても無症状という人もいますが、40度の熱が出ている人もいます。それでも入院できないことの方が多いようです。病院も医療従事者が感染してしまうことが多いようです。一時、収束の気配を見せて、メディアでもマスクを外して良いという言説が流れました。マスクの効果はともかく、祇園祭のあふれんばかりの人出を見て、感染者が出ないと思う方が難しい状況がありました。
少なくとも、ここから9月受験が終わるまでは、受験生はコロナに罹らないことを徹底したいところです。やはり人混みを避けるのが妥当なのだろうと思います。家族が罹ることもありますから、そういう時は保健所等に相談をするのが良いでしょう。テレビの素人評論家のテキトーな言説は最も信じてはいけないものです。
コロナで受験ができなくなっても、おそらく延期や追試等はしてくれないと思います。可能な限り罹らないことを意識しましょう。
さらに世の中は暑いです。京都は昨日日本でも最も暑い部類だったようです。近頃は暑さに対する注意報が出るくらいですから余程暑いのだと思います。温暖化対策などたくさん考えないといけないことはあるのだと思いますが、まずは自分の身を守る行動を取るべきだと言いたくなるくらい暑いと思います。
受験が控えている人は、暑さだけではなく、冷房にもあたりすぎないことも併せて考えておかねばならないところが難しいところです。水分補給も重要です。当塾では常に紅茶、コーヒーなど飲み物を常備しています。その意味では常に体調を意識しておくことがこの時期は最重要課題です。体調管理において大切なことは、やはりバランス感覚です。特に「○○過ぎない」ことが大切です。(勉強はしすぎてもらって結構です)
食べ過ぎない、飲み過ぎない、暑くしすぎない、涼しくしすぎない、寝過ぎない。京都コムニタスでの合い言葉は、「必要なことを必要な分だけ過不足なく」です。これを常に頭に置いておき、その上で今できることを、入試までの残り日数で、可能な限りすべてこなすのです。邪念を取り去って、できる限りこれを徹底します。この時期になると、やることが多すぎて、できることは限られてきます。塾以外での勉強は学科に集中し、研究計画や志望理由など書類が残っているならば、その作業は塾でするのが妥当です。最近は塾に来ることが難しいので、zoomで夜中に話すことが増えました。
コロナ以前は、この時期は列をなしており、終わるのが日をまたぐのが当たり前の状況でした。今でも、面接対策もしつつオープンキャンパスにも行きつつ、論文を集め、読みつつ、国会図書館にも行きつつ、大学生は卒論をしつつ、看護学生は実習をこなしつつ、etcという状況は変わっていません。この調子で試験まで一気に突入します。それに向けた体力と精神力をしっかり作っておく必要があります。特に8月頭はそれを意識しておくと、良い状態で入試を迎えることができるはずです。
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