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井上博文

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井上博文(いのうえひろふみ) / 塾講師

株式会社コムニタス

コラム

第4回公認心理師試験振り返り 問22

2021年11月12日

テーマ:公認心理師試験対策

コラムカテゴリ:スクール・習い事

少し間があきましたが、もう少し振り返りをします。

問22感覚運動学習について、最も適切なものを1つ選べ。
①運動技能学習の効果は、短期的である。
②感覚運動段階は、児童期の特徴である。
③感覚運動学習は、感覚系と運動系による連合学習である。
④一定の休憩を入れて運動技能を学習する方法は、分習法である。
⑤感覚運動学習においては、課題にかかわらず全習法が効果的である。


もう正当が出ていますが、③です。
これは感覚運動学習を知らなければ、厳しい問題です。ピアジェの言う感覚運動期(sensory-motor period)なら0-2歳ですので、②はありません。①は正直日本語が意味不明なので消えると言えると思います。「効果は短期的」って持続しないってことでしょうか?それともすぐに効果が出るってことでしょうか?④と⑤はこれ見よがしに分習法と全習法と言っており、どちらかが正解か、どちらかも不正解の選択になります。でもこの二つはそれぞれメリット、デメリットがあり本来切り離すものでもありません。また⑤は不正答あるあるの「かかわらず系」です。そもそも全習法は、私なら陸上競技で走るのが速くなりたいなら、とにかく走れ、ということで、その中で長距離にはよくありますが、総合的に苦しくなくなる呼吸や身体の使い方や足の接地の仕方など、全体を修正していきます。一方で、分習法は、細かく呼吸なら呼吸を学びます。足の接地もかかとからついた方がいいのか、つま先の方からついた方がいいのか、などばらして修正するやり方です。私の場合、この問題は消去法で正解でした。ただ、感覚系と運動系の連合学習という言葉が、あまり理解できませんでした。この論文は参考になりました。


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