9月の勉強方法

井上博文

井上博文

テーマ:勉強方法

ついに9月に入りました。
今年の9月は公認心理師試験があり、大学院受験、編入試験とあり、我々の頭の全てを駆使して、精一杯できることを尽くしきる時です。
コロナ禍は先行きが見えないまま2回目の9月です。昨年と違うところはワクチン接種があるということくらいでしょうか。私はワクチン接種はするけど、信用していない系です。マスクも同様です。科学(仏教も科学です)は信じますが、その分、科学でわからないことは、自分で調べられること以外は、あまり安直なことを言わないようにして、わからないうちは、あまり社会風潮に逆らわないようにしています。

試験が近くなると、不安になります。不安になると、不思議なもので、非科学にすがったり、根拠のない強い言葉に振り回されたり、と、普段なら気にも止めないような情報に頭が席巻されてしまうことは珍しくありません。しかし、科学はこんな時にこそあると考えましょう。こんな時こそ科学的思考で、現実と向き合うことが大切です。

ここまで来ると、受験直前の人は新しいことを覚えるというよりは、自分の机にこの数ヵ月やってきたこと、ものを全て出して、よく見て、思い出してください。その上で、自分がどれくらいの成果をあげたか、何を得たか、前とどう変わったか、どこが成長したか、どのくらいの論文を集めたか、読んだか、新しく覚えた英単語は何か。数えきれないくらい振り返って欲しいことがあります。この振り返りができるかどうかが、まず一つの目安になります。今、受験に行った学校の問題の振り返りも、個々でしていますが、英語でも、速読英単語に出てきた表現がたくさんあり、「これ、速単のこの話にあったよね」などと言い合っています。残念ながら、「あぁ……」という場合、「それ、気付きましたよ!」という場合がありますが、それも含めて、自分がどれくらいのことをしたか、一番よく知っているのは自分です。もちろん、私もかなりの面で把握はしているつもりですが、それでも本人が正確に自覚をしているところに意義があります。当塾では、5月に受験までを逆算して、予定を立ててもらいます。その予定をどのくらい達成できたかも重要です。これらの振り返りをした上で、何がたりないかをチェックします。チェック項目が多ければ多いほどいいと思います。そしてその上で、足りない箇所を補強するか、得意な部分をさらに補強するかを決めます。ここらが大学までの入試と違うところです。大学入試までは、できれば苦手を作らないのが定石です。しかし、大学院や編入受験では、まんべんなくと言おうと思えば、辞書を丸暗記するくらいの量になります。だから、そこは最終調整時の判断になります。得意技に磨きをかけるか、バランスを重視するかは難しいところです。各自のタイプによるところが大きいと思います。いずれかを決めた上で、最終の追い込みをするのが妥当です。
また、2月入試や、あるいは1年後の入試をお考えの方はできれば、今のうちに大学院入試直前の状況を、自分の目で見ていただくのが良いと思います。大学までの入試とは全く違う準備がなされています。今の当塾の状況を見ていただくと非常に参考になると思いますので、関心のある方は是非一度見学に来ていただけたらと思います。
また、Gルート最後の受験になる第5回公認心理師試験まで、10ヶ月になります。これはいままでにないくらい早めの準備が必要です。第5回試験が初めての受験だという方からたくさんお問い合わせをいただいています。勉強を始める時期は今からだと思います。


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井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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