公認心理師試験過去問を見る際は日本語をしっかり分析しましょう④
第4回公認心理師試験まであと2ヶ月を切りました。残り時間でできることは限られていますが、今必ずしておきたいのは、自分の得点能力を知ることです。本当は今に限らず、試験勉強の最初から知っておきたいのですが、例えば半年前と今とでは、勉強してきた人にとっては基本的には得点力は上がっているはずです。また日本語力は得点を取るためにかなり重要な能力になります。私個人で言えば、心理学の知識よりも日本語力で合格できたのではないかと思っているくらいです。ただし、この試験は、日本語力だけでは合格できないように、しっかり設計されていますから、着実な知識が必要です。要は138点以上取ればいいわけですから、自分の得点能力がそれを上回っていれば、あとは、少し上積みできれば、安心できる圏内に入ります。現時点で半分すなわち115点くらいの人は、もっともあきらめてはいけない圏内の人と思えます。しっかり戦略をたてて、取れる点数を取れば十分届く状況にいると思われます。
そのためには、模試、過去問をできるだけたくさんこなして、どのくらいとれるのかを自分で知りましょう。当塾の模試は、今を知るにはとても適していますし、おおむね本試験の結果と関連があると思われます。何度も言ってきたことですが、公認心理師試験は、とにかく幅が広いのが特徴です。短期間ですべてをカバーするのはかなり困難です。私自身も、正直見ないことにした分野はあります。
私の場合、日本語力で取れる点数を計算したあと、法律でどのくらい上積みができるかを検討しました。さらに個人的には関係行政論は得意ですので、この上積みも計算に入れました。正直、あとは得意と言える分野はありませんが、法律絡みなら司法犯罪、産業は意外に詳しいので、計算に入れることにしました。そう考えると、私がとった戦術は、臨床心理士とはむしろ真逆と言えると思います。しかし、結果的にはそれでも合格に届きました。戦術を決めたあとは、自分たちの教材、動画を見て、模試や本試験と照合しました。あとはにわか心理学の知識でちょっとでも上積みを作って、理論上は安心圏内に持って行ったつもりでしたが、実際はそんなに甘くはありませんでした。結果論で言えば、私は事例に救われました。事例模試などをこなしたり、日本語力勝負がしやすかったのもあったと思います。戦術を考えることも大切ですが、思い通りにはいきませんので、もう一つの補完装置として、事例は点数が大きいので、択2問題もいくつかは点数が取れるように練習をしておくと、私は結果として救われた形になりました。
是非、それぞれの戦術をたてた上で、残り期間の勉強をしましょう。
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