関与しながらの観察
これも高齢者、認知症に関係するワードです。何度も言っているようですが、高齢者や認知症関係の問題の多さは、現在までの公認心理師試験の特徴とも言えます。
このワードは当塾も模試等で扱ってきました。全国模試の解説によると、
Clinical Dementia Rating〈CDR〉とは、認知症の重要度を評価するための検査である。実施は、対象者本人に面接をして評価することと、対象者の生活を詳細に把握している介護者や対象者家族からの聴取によって評価することが可能である。得られた情報を、「記憶」「見当識」「判断力と問題解決」「社会適応」「家庭状況および趣味」「介護状況」の6つの項目に応じて評価していく。基本的な実施法は、対象者本人への面接を通した観察法である。あらかじめ質問項目が用意され、それに対して回答していくチェックリスト方式や、決められた質問項目を尋ねていく構造化面接形式を採用しておらず、質問調査による他者評価尺度ではない。
文献情報
・大塚俊男ら編 (1991) 高齢者のための知的機能検査の手引き p.27-34,65-69 株式会社ワールドプランニング
ポイントは面接ということだと思います。また6つの評価項目も問題にしやすいと言えます。例えば、しれっと7項目にするだけで正答率は下がるはずです。また内容の違った6項目を複数並べることもあり得ます。正確な知識を問う場合に出題されそうなワードです。
***************************
公式ホームページ
大学院・大学編入受験専門塾 京都コムニタス
臨床心理士・公認心理師大学院受験コース入塾説明会
入塾説明会情報
合格速報
コムニタス総合研究所
公認心理師試験対策講座
公認心理師試験対策 全国模試
ご質問・お問い合わせはこちら
自分磨きのための仏教
龍谷ミュージアム
REBT(論理療法)を学びたい方はこちら
日本人生哲学感情心理学会の理事長を務める心理学者
日本人生哲学感情心理学会