公認心理師試験全国模試の結果からみる事例対策
前回の続きです。ここのところ、第4回試験の合格を狙うことに関するコラムをよく書いているのですが、理由はもちろん、経過措置期間の試験があと2回だからです。Gルートの方々の受験が1万人程度で合格率が半分だとすれば、5千人は残っているわけです。さらに現任者講習を受ける人がいますし、第3回試験をコロナなどの理由で回避した人も相当数いるでしょうから、最大あと2万人程度の潜在受検者がいると思われます。合格率が半分のままなら、1万人が公認心理師になれないわけですので、穏やかな話ではありません。そのため、なんとかあと2回の試験でできるだけ多くのGルートの方に合格してもらうにはどうすればいいかを考えています。京都コムニタスでは毎週公認心理師試験の関係でガイダンスを行っていますが、お問い合わせをいただく方の多くは、あと1点など5点以内での不合格というケースが多いと思います。これはつらいことです。事例問題があと1問正解なら合格だったという声の多さは、予想を上回ります。合格率が50%くらいで合格ラインに多くの人が集中するテストは、とても緻密に設計されていることを意味しています。しかし、こういったテストは、しっかり対策をすれば、合格ラインには乗りやすいということでもあります。少なくともあと2回は、絶望してしまうこともないテストとも言えるのです。
前回、
まず①日本語力と気合いで取れる点数②法律系(関係行政論含む)。ここまでは誰でも見込める点数になります。ただし、138点のうち40点を見込むのは危険だと思います。残り100点以上をどう取るか、という計算になります。その100点を取るための勉強としては、やはり取れない分野から取ろうとするのは合理的とは言えず、確実に点数になる分野を模試等で見つけること、なければ作ることが求められます。
としましたが、模試を受けることはとても重要です。我々もこれまで全国模試を7回行いましたが、そのデータはたくさんのことを物語ってくれています。やはり模試で合格ラインに乗る人は、かなり合格率は高くなっていると言えます。もちろん、過去問をじっくり解くことも大切です。当塾の公認心理師過去問詳解 2018年12月16日試験 完全解説版や過去問詳解は解説がかなり詳しくなっており、正解以外の選択肢の解説もあるのが特徴です。問題だけを解くのではなく、他の選択肢からも、次にどんな問題を作ることが可能であるかを想像できるようになると、知識も定着しています。たくさん問題を自分で作れる分野は得意分野と言えますので、是非取り組んでみてください。
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