看護大学編入面接事例
少し前、看護大に編入されたかたが、メールをくれたのですが、塾として、OBの活躍の報を聞くのは喜ばしい限りです。もっと喜ばしいのは、入学後の生活が充実しているという報告を聞いたときです。また、彼女は、保健師課程の選抜テストに受かったそうで、大学に入ってとても充実していると、本当に良かったと言っていました。それだけでも、大学に編入したメリットは多かったと思います。
近年、看護大編入事情がどんどん変化しています。それにともなって、以前は全員が取れていた保健師の資格も、大学院資格になるところもあれば、神戸市看護大学のように選抜制のところもあります。助産師も大学院資格になりつつあります。そういったこともあり、看護大学に編入するメリットについて、私も以前よりたくさん質問を受けるようになりました。以下、私が思うところの一般的なメリットについて述べます。
「学士の取得」
昔は高校を出て看護学校に行くという選択をするということは、すなわち大卒資格者にならないということを意味していました。それほど大学に行くのが一般的ではなかった時代です。私が高校生のころは、かなり大学が一般化していましたが、第二次ベビーブーム世代ということもあり、様々な事情で大学に行けない人もたくさんいました。まだ大学に行く人は4割はいなかった思います。今は、入れても行かないという選択をする人も増えていますので時代は変わりました。その意味で、看護師の方々は学士を取得するということは、非常に難しかったのです。そもそも看護大編入は、そういった方々に大学の門を開いたものです。そんな苦労もあってか、看護大学卒業資格は、いまだに基礎給に影響があると聞いています。給料の伸びも違うと言う人もいます。
では、学士を取得することで、給料以外にどんなメリットがあるか、ということになりますが、やはりアカデミックスキルを習得すると、それは医療現場にも活きるはずです。医師は医学部を出ていますし、現在はコメディカルも多くは大卒です。最近は私立大学に看護師養成課程が増えていますので、状況は変わりましたが、今でも、看護師だけが医療の現場で大卒でないということも起こりえています。その状況がつらかったという話は、当塾に来られた方の多くが言っています。特に院内発表も最近は多いですが、最近は、大学でアカデミックスキルを習得していることが前提になっていることが多く、人前で発表をするようなスキルも身につきます。また統計や質的研究方法などの方法も身につけることが可能です。
「保健師など、看護師以外の仕事への道が開ける」
もちろん、基本として看護師の技能を習得していないと論外になってしまいますが、キャリアを積むことによって、より幅を広げたいと保健師になることを希望する人も少なからずいます。また、出産育児をするために、看護師の仕事は激務であるため、他の仕事に目を向けるという人もいます。大学で保健師受験資格を得ると、保健師の仕事のイメージがつきやすくなりますし、幅広い視点で患者を見るスキルが身につきます。
「教員への道」
この生徒の方は大学を出たあと看護学校の教員になりました。最近、看護師経験のある人が、これまでの臨床経験をもとに、看護大学編入を経て看護教員になろうという方がいます。最近は大学院に進んで、大学教員として働くことを希望する人も増えています。実際に博士課程まで行って、大学の先生になった人もいます。そのためには、看護大に進むのは必須になっています。
他にも大学に行くことで、自分の時間が取れ、自分を見つめ直すことが出来たという人もいます。また、例えばサークルなど、学生活動を謳歌できている人もいます。「30をこえて、サークルに入れるなんて思いませんでした」と言われることもあります。人生の中で、一度は経験してみてもよいことだと思います。
その他にもたくさん大学に編入するメリットはあります。是非、看護大に編入することを考えてみてください。
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