第3回公認心理師試験ブループリント分析②

井上博文

井上博文

テーマ:公認心理師試験対策

前回も述べましたが、ブループリントはそれほど多くの変更点はありませんので、過去問との照合の上、どのあたりに力を入れて勉強すべきかを考える材料にするには、最も良い資料です。
今回は④心理学、臨床心理学の全体像です。この項目には第2回試験と変更点はありません。
心理学概論は1問で問3でした。この概論系の項目は他の項目と重なりやすいですので、見方をかえると、重なっているところは出やすいと見るべきでしょう。小項目キーワードは以下の通りです。

要素主義、ゲシュタルト心理学、精神分析学、行動主義、新行動主義 認知心理学、認知神経科学 科学者-実践者モデル <scientist-practitioner model>  生物心理社会モデル[biopsychosocial model<BPS>] 精神力動アプローチ、認知行動アプロ ーチ、人間性アプローチ ナラティブ・アプローチ 社会構成主義、感覚、知覚、記憶、学習、言語、思考 動機づけ、感情、情動、個人差、社会行動、発達

この中で、例えば知覚や記憶は、⑦ 知覚及び認知⑧ 学習及び言語の項目と重なりますので、むしろ出やすい分野と見るべきですから、必ず勉強しておきたいところです。ブループリントの変更がないということは、今年も注目すべきところです。意外にあまり見て来なかったのが、生物心理社会モデル[biopsychosocial model<BPS>] です。これもいろんな分野で言及されるのですが、問題を作りにくいのかもしれません。


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井上博文(塾講師)

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