国家資格としての公認心理師のこれから
一昨日、甲南大学様にて公認心理師予備講座を行ってきました。どうも学内の案内文には「公認心理師予備校としては日本最大手」といったような過分なご紹介をいただいたようで、少々緊張しましたが。当初は1時間の予定でしたが、少し多めにいただけるということでしたのでだいたい90分ほど話してきました。真新しい施設に50人程度の学生の方々に集まっていただいて、良い雰囲気の中で話させていただきました。
そもそも公認心理師とは何かから始まって、仕事に関すること、試験に関することに加えて、今学部生がかなり注目していることは、大学院に進むべきかどうかです。ABのうちのどちらのルートを取れば良いのかがわからないという声をたくさんいただきました。もちろん、一長一短がありますので、その点について話すのと同時に、私個人としてはやはり大学院に行った方がいいのではないかと考えている旨を話しました。Bルートは施設がほとんどないことから、今のところあまり現実的ではないということです。しかし、大学院は少なからず、お金がかかります。もしBルートでうまくいけば、お金をもらいながら働いて勉強できて、資格試験受験権利を得られるとあれば、注目を受けるのも当然のことだと思います。
あと、多くの人が気になるのは、やはり国家試験です。今年の合格率はやはり学生の方には衝撃と緊張を与えているようです。私としては、合格率よりも、しっかりと138点以上を取ることを考えるのが適切であることをお伝えしたつもりです。またそのためには勉強方法も重要ですので、軽くお伝えしてきました。
最近、このような説明のご依頼をよくいただきます。大学の先生方や関係者の方々で、もしご関心をもっていただけましたら、私としましては、日本全国どこでも行きますので、是非お声かけいただけたらと思います。
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