第5回公認心理師試験 Gルートの方々の最後の試験に向けて
第2回公認心理師試験の結果の反響は大きいようです。解釈は様々ですので、個人的には合格率にあまりこだわらない方がいいと思っています。ただ、合格率の低さは問題の難易度との相関は高いと考えるのが妥当です。言い換えると、少なくとも第5回試験までのあと3回の試験については、いかに138点以上を取るかに力を身につけるかが重要です。最近連絡をくださる方でよくあるのは、あと1点、2点で不合格だったという人です。くやしい気持ちはよくわかります。たくさん勉強したのにもかかわらず、そんな点数で届かないと、次何をすればいいか、わからなくなると思います。いつも言われるように、公認心理師の特徴は幅の広さです。そのすべてに少しずつ対応する知識を身につけないといけないところが難しく見えるポイントです。
一方で、主任ともよく話しますが、彼曰く、心理学の基本ができていたら、合格点には届くのだそうです。これは重要です。不合格になった方は、今のうちに心理学の基礎知識とは何か、について、もう一度しっかり考えてみるべきだろうと思います。仏教学で言えば、「四諦八正道」「縁起」「無我」なんて言葉が基礎として出てくるのですが、一般人は何のことかさっぱりわからないと思います。心理学もそうなんだろうと思います。一般人の状態で臨んでしまうと、ある程度勉強をしていても、やはり少し届かないようになっているのだと思います。やはり専門家としての資格ですので、専門家としての基礎をしっかり身につけておかねばなりません。まずは心理学の基礎を今勉強しましょう。
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