9月の勉強法ー入試直前

井上博文

井上博文

テーマ:勉強方法

8月が終わります。
私は寒さが天敵ですので、夏が終わるのがちょっとつらいです。最近までダウンジャケット着てたのに、という思いにとらわれます。
9月は、私たちにとっては、最も重たい月です。受験と発表が一気に押し寄せてくる時です。合わせて公認心理師試験の発表もあります。第3回はおそらく早くなることが予想されますし、来年の8月はオリンピックがあるので、さすがに首都圏の人は受験しにくいと思いますので、もう少し早い時期になるとの予想が多くなっています。
一方で、私たちが手がける受験は、時期がほとんど変わりません。ほとんどの学校は9月に受験がありますので、そこにピークを持ってくるのが私たちの仕事として重要な部分です。今年も臨床心理士指定大学院受験と、看護大学編入受験が、私たちにとっての主たる受験ですが、9月に入ると、明確な受験勉強の方法はありません。入試まで、あと数日という人が多くなりますので、それに該当する人は、入試日までの残り日数で何ができるかを、計算して、計画をたてることが大切です。「できることを作って、計画通りに遂行する」これが基本です。この時期になると、不安に負けて、よりガムシャラにやろうとする傾向が強くなりますので、「できることをできる分だけ精一杯やる」も大切です。とはいえ漠然と「過去問」「単語」ではなく「○○大学△年の専門科目を全部正解回答にして、できなかったところは、××辞典と□□事典で調べて、回答を作る」くらいの具体性が欲しいです(本当はもっと具体的にする)。この後に及んで、できない問題に出会うと不安かもしれませんが、多少はしょうがないくらいで考えて、直前で勉強になったと思うことも大切です。あとは面接対策が重要です。最も大切なことは台詞の暗記ではなく、想定質問を20から30作っておくことです。とくに志望理由は確実に相手に伝わるようにしておきましょう。志望理由は、その学校、学科、資格でなければならない理由です。一番良い理由ではありません。あらためて考えておきましょう。


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井上博文
専門家

井上博文(塾講師)

株式会社コムニタス

塾長以下、スタッフが、全ての生徒の状態を正確に把握している。生徒をよく観察し、成長度合、どのような不安や悩みを抱えているか、をしっかりと観察し、スタッフ間で情報共有をしている。

井上博文プロは京都新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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