『不登校でも子は育つ』
梅花女子大学様を訪問させていただきました。この大学とは普段から、臨床心理士資格試験の模擬試験でお世話になっております。これまでも何度か訪問させていただいています。今回は、二人の先生方とお話させていただきました。とても気さくにお話いただき、この学校の雰囲気の良さを感じました。とても面倒見の良い先生方という印象で、このような環境で学び、臨床心理士になることは良いことだと思います。
梅花女子大学は、今後の方針として、公認心理師の合格率も考えていかねばならない一方で、これからも臨床心理士指定大学院を堅持される方向性と伺いました。私たちも公認心理師試験で何かお手伝いできることがあれば、是非させていただきたいと思っています。先生方は、臨床心理士の専門性を重視しておられ、私自身も何度も言ってきましたが、今の公認心理師のカリキュラムは、ある程度、臨床心理士指定大学院に依存しているものです。特に研究分野は公認心理師には論文がありませんから、臨床心理士に丸投げ状態です。梅花女子大の先生方は、研究指導の熱心さは、当塾出身者からいつも聞かせていただいており、本当に丁寧な指導がなされていると思います。
今、臨床心理士養成側の先生方、公認心理師の動向を外から見ている人々、これから大学院に進もうとしている方々の中で共通する不安があります。それは、この専門性をどう担保するのかという問題です。今の公認心理師は、臨床心理士にその専門性を依存しており、公認心理師カリキュラムは、結局のところ、臨床心理士指定大学院の教育システムと変わりませんから、依存せざるを得ません。このジレンマは現場を悩ませます。
梅花女子大学は、公認心理師にせよ、臨床心理士にせよ、学生がしっかりとした専門性を身につける教育を提供して、現場に出て、専門職として対応できる人を作りたいと、明確に仰っておられました。きれいごと抜きにして、スローガンではなく、熱くこのように語る学校は、そんなにあるわけではありません。教育への情熱をしっかり感じました。是非、今後も臨床心理士の専門性を意識した教育を堅持してくださることを願っています。
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